浜田卓二郎の発言 (金融問題及び経済活性化に関する特別委員会)

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○浜田卓二郎君 私は、随分悠長な議論に聞こえてしようがないんですよ、失礼ですけれども。だって、財務省が出しておられる試算では、三年後の予算は借金額が四十五兆円、そのときの税収が四十兆ちょっとでしょう、四十一、二兆ですか。借金と税収が逆転するんですよ。こんな先進国が、先進国だけじゃないでしょうね、こんな国家運営というのがよく放置できるなというのが私の率直な感想でありまして、消費税を議論するのは後回しだと、目的を特定することが難しいとおっしゃいました。でもね、消費税をやっぱり目的ごとに引き上げるとしても、そのチャンスというものは日ごろ日常にあるんですよ。
 例えば、医療改革、医療の制度の改革をおやりになって、国庫負担を三割から五割に上げたでしょう。三割から五割に上げることによって、将来的な税金の負担増というのは二兆二千億ぐらいになるはずですよ。その手当てをしましたか。その手当ては赤字国債じゃないですか。こういうときにこういう形で医療費は国民、特に高齢者の医療費というのは国民全体で負担しよう、立派な理由になるじゃないですか。
 だから、私は、税制改革というのはこれが終わってから、景気が良くなってからというのは口実にすぎない。景気が良くならない一つの理由に財政破綻があると、私は最近そう考えていますよ。国の将来が不安だ、福祉がこのままもつのかどうか分からない、だからみんな銀行が駄目だからたんす預金するんですよ。
 だから、やっぱり私は、物事というのは切り離して、これは先でやっていい、楽になってからやりましょうじゃできないと思いますよ。しかも、そんなことを安易に言っていられるような状況ではない。私は、是非、小泉さん、何か人材難だそうでありまして、長くもつんだそうですか、平沼さん。平沼さんが早く総理になってくれればいいなと私は思っていますけれども、ずっと長くもったらどうするんですか。ずっと税制構造改革やらないんですよ。日本は四等国ですよ。紛れもない四等国ですよ。平沼さんはそれを憂えた発言が過激だったということで、何かどこかで怒られていましたけれども、私は賛成ですよね。四等国ですよ。それをそのまま放置して、景気だけ良くしよう、ほかの制度だけ健全にしようといったって私は無理だと思う。
 やっぱり国の基本は税だという認識に立ち返っていただいて、税の責任担当大臣であります塩川大臣の一日も早く税制構造改革に着手をするという決意を聞かせていただいて、質問を終わります。

発言情報

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発言者: 浜田卓二郎

speaker_id: 11564

日付: 2003-06-25

院: 参議院

会議名: 金融問題及び経済活性化に関する特別委員会