渡辺芳樹の発言 (内閣委員会)

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○政府参考人(渡辺芳樹君) お答え申し上げます。
 厚生労働省といたしまして、先生今お尋ねの保育サービス等の充実に関する基本的な考え方と併せて、昨今の三位一体改革等の議論の流れ等々併せてのお尋ねであったかというふうに考えております。
 近年、子育てニーズが地域の中で様々に多様化しておることは大きな流れであるというふうに理解をしております。その中で、地域の社会資源、これは保育所のみならず幼稚園、あるいは最近では特に子育てサークルを始めとした様々な地域の子育て支援の取組などなど様々な動きが出てまいっております。そうした地域における子育て資源を総合的、効率的に活用する中で、そしてその中でも保育サービスというものが更にその役割と機能を果たしていけるようにしていく、こういうようなことが基本ではないかと思っております。
 幼稚園との問題につきましても、先生御承知のとおり、それぞれ保育所と幼稚園の役割と機能の違い、そしてそれぞれの特色の発揮ということが一方において大変大事な基本であろうと思っておりますが、その上で、地域の中で地域の事情に応じて子供の視点に立って相互の連携を一層強化すると、こういう知恵はないものかということで、ここ数年来様々な工夫がされてきて、更にまた議論が続いていると、こういう状況であると思っております。
 今般の骨太の方針におきましても、幼保の一元化ということとは別の切り口であろうとは思っておりますが、総合施設という一つの、教育、保育を一体としてとらえた施設の設置を可能とできるような検討ということが三年程度の時間の中で関係省庁での検討と、こういうことも言われておりますが、いずれにしても、現場の、先ほど申し上げましたニーズと社会的資源、その取組、そういうものを十分踏まえまして、児童の視点に立って検討していくべきものというふうに考えております。
 なお、財源面での話で、保育所運営費の一般財源化というお尋ねの部分がございましたけれども、先般の閣議決定におきましては、一般財源化など国と地方の負担の在り方についての検討ということで、私どもは国と地方の負担の在り方というものがどうあるべきかということを幅広く検討させていただくべき性質のものではないかというふうに理解をしております。
 待機児童ゼロ作戦を推進しており、また今、次世代育成支援対策推進法案、児童福祉法改正法案などを審議していただいている最中でもございます。次世代育成支援対策に関する一層の政策的努力が求められているという中でございますので、国の関与という点についてもこれが引き続き適切に行われるべきものと考えております。
 総じて申しまして、保育サービス等の充実に関連いたしましても、大事なことは我が国の次代を担う子供たちの幸せを第一に考えること、保育施策等が後退することのないようにしていくこと、これが基本であろうかと考えております。

発言情報

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発言者: 渡辺芳樹

speaker_id: 13989

日付: 2003-07-03

院: 参議院

会議名: 内閣委員会