小斉平敏文の発言 (農林水産委員会)

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○小斉平敏文君 これから整備を進めていく畜産農家、これはもう高齢化、もうやめようかという農家、畜産農家とか、あるいは資金的に問題がある、こういう農家、このような様々な事情を抱えておる農家が非常に多いわけなんでありますから、きめ細かなしっかりした対応をしていただきたいということをまずお願いをしておきたいと思います。
 私の地元の宮崎県の場合を見てみますと、肉用牛については野積み対策、これは堆肥舎の設置や畜環リース事業の利用又は市町村の堆肥センターの設置等によってかなり整備は進んでおる状況であります。肉用牛の方は、堆肥舎の設置もありますけれども、広い採草地、これを持っておりますから、完熟ふん尿を散布するということで処理が進んでおる。また鶏についても、堆肥舎の設置や関連会社による鶏ふんの焼却、このようなことでほぼ完璧に行われておる状況であります。
 一番問題なのは豚のいわゆる汚水処理、これが非常に問題だと。特に施設の建設費や維持費、これが非常に高い、高額である。大体二百頭一貫経営で三千万から五千万掛かると、このように言われております。さらに、浄化施設を整備して国の放流基準、これをクリアしても河川の下流域住民の同意が得られなければ放出できないという、こういう仕組みになっているんです。養豚農家の場合は、畜環リース事業として取り組もうとしても、価格の動向が非常に不透明である、あるいは高齢化や後継者不足、こういう状況の中で非常に投資が難しい状況にあります。これでは施設整備に二の足を踏んでしまう。これも分からないわけではない。
 そこで、浄化排水の問題についてお尋ねをしたいと思います。
 国や県の支援をいただいて、高額の費用を掛けて浄化施設、これを造って国の放流基準を達成したにもかかわらず、河川下流域の同意を取り付けなければ放流できないということは非常に大きな問題なんです。排出基準を満たしておるのに放流できないのはおかしいという非常に養豚農家の声が多い。
 これは当然環境省と関連する問題であるわけでありますけれども、農水省が定めた排水基準、これを基に大体整備が進んでおるわけでありますから、排水については解決の道筋をちゃんと付けておかなければいけない、このように思うんです。またさらに、将来この排出基準が厳しくなったということにでもなれば、投資した施設、それに更に再投資が必要になるということも考えられるんです。そうなったら行政への信頼は地に落ちる、このように思うんです。この点について大臣、御見解を賜りたいと思います。

発言情報

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発言者: 小斉平敏文

speaker_id: 21298

日付: 2003-03-25

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会