木下寛之の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(木下寛之君) 水産加工資金でございますけれども、委員御指摘のとおり、昭和五十三年度の融資を開始をしているわけでございます。平成十三年度までのこの二十四年間に、加工業者に対しまして二千億強の融資を行ってきたところでございます。
どういう効果があったのかという点でございますけれども、一つは、これまで主として対応してまいりましたイワシ、サバなどの多獲性魚の食用利用促進のための資金でございますけれども、一千億弱の融資が行われております。この本資金の効果もございまして、従来、多獲性魚の食用化率が低かったわけでございますけれども、平成三年の三七%ということでありましたけれども、平成十二年には六五%に向上してきているというようなこともございます。
また、一方で、新製品なり新技術の研究開発、利用促進のための資金が七百億円融資をされております。これによりまして、約六十件の新製品が開発され、また、三百件の新技術が導入されたところでございます。
また、北洋魚種からの原料転換の融資でございますけれども、八十億が融資をされております。これまで約八百億の売上げのありました百二十の事業者に対しまして、北洋の魚種からの転換を行われたところでございます。
最後になりますけれども、製造あるいは加工の共同化のための促進の資金二百億円が融資をされております。この結果、約五十の事業者が水産加工団地に移転し、十の業者の施設の共同化に資したという点でございます。
なお、これらの融資、約九割が従業員三百人以下の中小の加工業者に対して行ったところでございます。中小の水産加工業者の設備を支援し、水産加工業の事業基盤の強化に貢献したものというふうに評価をいたしております。