久世公堯の発言 (武力攻撃事態への対処に関する特別委員会)

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○久世公堯君 ただいま総理それから防衛庁長官から御答弁がありましたが、このあくまでも政府の基本的な考え方、これは専守防衛ということを堅持するということをはっきり御答弁いただいたわけでございます。
 そこで、少し具体論になりまして、専守防衛とミサイル防衛についてお伺いいたしたいと思います。
 我が国の防衛政策の基本である専守防衛は、今もお答えがありましたように、相手から武力攻撃を受けたときに初めて防衛力を行使するということを中核とする考えでございますが、この武力攻撃を日本が受けたときというのは相手が武力攻撃に着手したことも含まれるわけでございまして、現実に国民に被害が生じた後でなければ防衛力を行使し得ないわけではないと思います。この点については、誤解があるところでございますので、国民の皆様方に十分説明をしていただきたいと思います。
 その上で、一つミサイル防衛について申し上げますと、正に専守防衛に合致した政策でございまして、最近の弾道ミサイルの拡散は非常な脅威を与えております。この間のイラク戦争でも、米国はPAC3を実戦で使用して効果を上げました。今自衛隊が保有しておりますPAC2につきましても、比較的短期間でPAC3に改造が可能と承っております。
 ミサイル防衛は、これまでの机上の憲法論の段階から既に現実的な配備に向けた議論を行うべき段階に来ているわけでございますが、この弾道ミサイルの脅威から国民生活の安寧をいかにして確保する考えか、防衛庁長官に承りたいと思います。

発言情報

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発言者: 久世公堯

speaker_id: 7115

日付: 2003-05-20

院: 参議院

会議名: 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会