平野貞夫の発言 (武力攻撃事態への対処に関する特別委員会)
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○平野貞夫君 あと三分しかありませんから、もう質問せずにしゃべりっ放しで終わりますが。
まず、基本的人権の問題ですね。これ、緊急事態に、憲法にある基本的人権を法律に書いて、大事なことですよ。大事なことですが、果たしてその危機を退避できるかどうかという問題もあるんですよ、これは。だから、ここは非常に難しい問題で、これはもういい政府作って、政府、自衛隊を信頼するしかないんですよ。だから、僕は、これ、書き過ぎると問題だと思うんですよ。これは個人の、党の意見じゃありません、個人の意見ですから、非常に大事な点だと思います。
それから、大本営発表するような政治をやる政治家はもういませんよ。しかし、それは情報公開法とかそのほか、これは僕は、そう鬼の首取ったような話じゃないと思うんです。
それから、率直に言いまして、我が党ではやっぱりもめましたんですよ。そして、私ら年いっている方ですから、若い人は、自由党の案は高い次元だと、あの修正案は低い次元だということで随分あったんですが、私が違った次元の同時存在というのが政治だというので、何とか収まったんですが。
そういう意味では、私は、やっぱり基本法を作ろうと思ったら作れるんですよ。私ら十年前から主張しているんですよ。しかし、その基本法を作ろうとしたら、自由民主党、与党も、それから、民主党の批評も余りしちゃいかぬけれども、なかなか党の意見として一本化しないというところに我が国の悲劇があるんですよ、我が国の悲劇が。
ですから、本来、あと、この事態法が施行されるには一年は掛かるでしょう。年内にこういう武力攻撃事態が起こったらどうするんですか。恐らく全く新しい法律を作る以外ないでしょう。それを、何か修正して、何かもう立派な有事体制ができたように国民に錯覚させているということは私は非常に問題であるということを申し上げて、終わります。
失礼しました。