林景一の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)

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○政府参考人(林景一君) 若干、事実関係でございますので、私の方から御説明申し上げます。
 今、先生御指摘のとおり、このICCと略称しております国際刑事裁判所、非常に画期的な裁判所でございますけれども、これは昨年の七月一日にこの設立の規程、ローマ規程と申しますけれども、これが発効いたしまして、その後も締約国会合が二回開かれましたし、本年二月には十八名の裁判官、それから四月には検察官が選出されるなど、本格的な活動をするための環境が整備されつつございます。現時点、ICC規程、この設立規程の締約国数は九十二か国、九十二に上っております。
 我が国につきましては、先ほど御紹介もございましたとおり、このローマ規程の策定に向けまして積極的に交渉にも参加いたしました。その基本的な考え方といたしまして、国際社会におけます最も深刻な犯罪、先ほど御指摘のあったカテゴリーの犯罪につきまして、この犯罪の発生を防止する、個人の処罰を可能にするということで、国際の平和と安全を維持するという観点からもこの国際刑事裁判所の設立を一貫して支持してまいりました。
 ただ、御案内のとおり、私どもは条約、これはICC規程というのは条約でございますけれども、その条約の締結に当たりましては、これを実施するための国内法の整備ということをきちっと行うと。これが条約の誠実な履行という憲法上の要請もございますけれども、そのための準備というものを前提とするわけでございまして、現在、その規程の内容、それから各国におけます法整備の状況というものを精査いたしておりまして、国内法令との整合性について必要な検討を行っているというところでございます。

発言情報

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発言者: 林景一

speaker_id: 15459

日付: 2003-10-07

院: 参議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会