2003-10-08
参議院
川口順子
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
川口順子の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会)
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○国務大臣(川口順子君) カルザイ政権が国内をどれぐらい十分に掌握をしているかということについて言いますと、地域的に直接支配をしているところですけれども、これはカブールを含めた一部の地域である、そこに限定をされていると思います。そして、委員がおっしゃるように、地方は多くの軍閥が割拠をしている状況でございます。したがいまして、カルザイ政権の政権基盤はまだまだ強固とは言えない状況であります。
ただ、幾つかの成果は上げてきているということでして、統一通貨を導入をしました。これは、私はカルザイ大統領とこれについて直接お話をしたことがありますけれども、非常に短い期間で、通貨を馬の背に乗っけて運んでというようなこともやって通貨の切替えができたということのようでございます。それから、軍閥が徴収をしていた税の中央政府への移換、これは今年の五月ですけれども、そういったことを通じましてその影響力は徐々に強まってきている状況であります。及び、農村復興開発省、ここが中心となりまして、国際機関とともに地方振興策を進めていて、こういった面でも中央政府への信頼が高まってきている、そこへ向けた努力を行っております。
当面の課題としては、正式な政権を樹立するための憲法制定のロヤジェルガを十二月に開催をし、そしてそれを成功させて来年の六月に総選挙ということが考えられているということであります。
それから、地方の軍閥でございますけれども、ここは時々相互に、お互いに衝突をし、中央政府と対抗をする動きを示すことがありまして、まだまだその軍閥の武装解除をし、動員を解除して元の兵士を社会復帰をさせるということが必要、それによってアフガニスタンに平和を定着させるということが必要であります。我が国もこういった必要性には十分に貢献をしていきたいということで、DDR等を中心に、それから地方の振興、教育等の面で協力をしている、支援をしているという状況でございます。