国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会
⚠️ 発言のコピー・転載時は出典元URL(kokkai.ndl.go.jpおよびkokkai-data.com)を必ず残してください。改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。
会
会議録情報#0
平成十五年十月八日(水曜日)
午前九時一分開会
─────────────
委員の異動
十月七日
辞任 補欠選任
池口 修次君 大江 康弘君
中島 章夫君 ツルネン マルテイ君
森本 晃司君 山本 香苗君
田 英夫君 大田 昌秀君
十月八日
辞任 補欠選任
神本美恵子君 岡崎トミ子君
ツルネン マルテイ君 信田 邦雄君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 若林 正俊君
理 事
愛知 治郎君
常田 享詳君
中川 義雄君
森山 裕君
齋藤 勁君
榛葉賀津也君
荒木 清寛君
小泉 親司君
委 員
加治屋義人君
木村 仁君
近藤 剛君
椎名 一保君
田村耕太郎君
武見 敬三君
月原 茂皓君
西銘順志郎君
橋本 聖子君
福島啓史郎君
舛添 要一君
松山 政司君
山下 善彦君
吉田 博美君
大江 康弘君
岡崎トミ子君
神本美恵子君
川橋 幸子君
佐藤 雄平君
谷林 正昭君
ツルネン マルテイ君
信田 邦雄君
広中和歌子君
広野ただし君
松井 孝治君
若林 秀樹君
高野 博師君
遠山 清彦君
山本 香苗君
井上 哲士君
吉岡 吉典君
大田 昌秀君
島袋 宗康君
国務大臣
外務大臣 川口 順子君
国務大臣
(内閣官房長官) 福田 康夫君
国務大臣
(防衛庁長官) 石破 茂君
副大臣
外務副大臣 阿部 正俊君
国土交通副大臣 佐藤 泰三君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 中島 啓雄君
外務大臣政務官 荒井 正吾君
政府特別補佐人
内閣法制局長官 秋山 收君
事務局側
事務総長 川村 良典君
常任委員会専門
員 田中 信明君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 堀内 文隆君
内閣法制局第一
部長 宮崎 礼壹君
内閣府政策統括
官 武田 宗高君
警察庁警備局長 奥村萬壽雄君
防衛庁防衛局長 飯原 一樹君
防衛庁運用局長 西川 徹矢君
防衛施設庁長官 山中 昭栄君
防衛施設庁施設
部長 戸田 量弘君
外務大臣官房審
議官 齋木 昭隆君
外務大臣官房文
化交流部長 近藤 誠一君
外務省総合外交
政策局長 西田 恒夫君
外務省北米局長 海老原 紳君
外務省欧州局長 小松 一郎君
外務省中東アフ
リカ局長 堂道 秀明君
財務省理財局次
長 日野 康臣君
─────────────
本日の会議に付した案件
○平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国におい
て発生したテロリストによる攻撃等に対応して
行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外
国の活動に対して我が国が実施する措置及び関
連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関
する特別措置法の一部を改正する法律案(第百
五十六回国会内閣提出、第百五十七回国会衆議
院送付)
─────────────
この発言だけを見る →午前九時一分開会
─────────────
委員の異動
十月七日
辞任 補欠選任
池口 修次君 大江 康弘君
中島 章夫君 ツルネン マルテイ君
森本 晃司君 山本 香苗君
田 英夫君 大田 昌秀君
十月八日
辞任 補欠選任
神本美恵子君 岡崎トミ子君
ツルネン マルテイ君 信田 邦雄君
─────────────
出席者は左のとおり。
委員長 若林 正俊君
理 事
愛知 治郎君
常田 享詳君
中川 義雄君
森山 裕君
齋藤 勁君
榛葉賀津也君
荒木 清寛君
小泉 親司君
委 員
加治屋義人君
木村 仁君
近藤 剛君
椎名 一保君
田村耕太郎君
武見 敬三君
月原 茂皓君
西銘順志郎君
橋本 聖子君
福島啓史郎君
舛添 要一君
松山 政司君
山下 善彦君
吉田 博美君
大江 康弘君
岡崎トミ子君
神本美恵子君
川橋 幸子君
佐藤 雄平君
谷林 正昭君
ツルネン マルテイ君
信田 邦雄君
広中和歌子君
広野ただし君
松井 孝治君
若林 秀樹君
高野 博師君
遠山 清彦君
山本 香苗君
井上 哲士君
吉岡 吉典君
大田 昌秀君
島袋 宗康君
国務大臣
外務大臣 川口 順子君
国務大臣
(内閣官房長官) 福田 康夫君
国務大臣
(防衛庁長官) 石破 茂君
副大臣
外務副大臣 阿部 正俊君
国土交通副大臣 佐藤 泰三君
大臣政務官
防衛庁長官政務
官 中島 啓雄君
外務大臣政務官 荒井 正吾君
政府特別補佐人
内閣法制局長官 秋山 收君
事務局側
事務総長 川村 良典君
常任委員会専門
員 田中 信明君
政府参考人
内閣官房内閣審
議官 堀内 文隆君
内閣法制局第一
部長 宮崎 礼壹君
内閣府政策統括
官 武田 宗高君
警察庁警備局長 奥村萬壽雄君
防衛庁防衛局長 飯原 一樹君
防衛庁運用局長 西川 徹矢君
防衛施設庁長官 山中 昭栄君
防衛施設庁施設
部長 戸田 量弘君
外務大臣官房審
議官 齋木 昭隆君
外務大臣官房文
化交流部長 近藤 誠一君
外務省総合外交
政策局長 西田 恒夫君
外務省北米局長 海老原 紳君
外務省欧州局長 小松 一郎君
外務省中東アフ
リカ局長 堂道 秀明君
財務省理財局次
長 日野 康臣君
─────────────
本日の会議に付した案件
○平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国におい
て発生したテロリストによる攻撃等に対応して
行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外
国の活動に対して我が国が実施する措置及び関
連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関
する特別措置法の一部を改正する法律案(第百
五十六回国会内閣提出、第百五十七回国会衆議
院送付)
─────────────
若
若林正俊#1
○委員長(若林正俊君) ただいまから国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨日、中島章夫君、池口修次君、森本晃司君及び田英夫君が委員を辞任され、その補欠としてツルネンマルテイ君、大江康弘君、山本香苗君及び大田昌秀君が選任されました。
─────────────
この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨日、中島章夫君、池口修次君、森本晃司君及び田英夫君が委員を辞任され、その補欠としてツルネンマルテイ君、大江康弘君、山本香苗君及び大田昌秀君が選任されました。
─────────────
若
若林正俊#2
○委員長(若林正俊君) 平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによる攻撃等に対応して行われる国際連合憲章の目的達成のための諸外国の活動に対して我が国が実施する措置及び関連する国際連合決議等に基づく人道的措置に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言だけを見る →質疑のある方は順次御発言願います。
広
広野ただし#3
○広野ただし君 おはようございます。民主党・新緑風会の広野ただしです。
テロ特措法の延長について伺いたいと思います。
ちょうど二年前の九月十一日のニューヨークにおけるテロ、あるいはワシントンの国防省に対するテロということで、正に生々しい映像が今も脳裏に残っておるわけでありますが、その間に三千名以上の方、そしてまた日本人も含めて尊い方々が犠牲になられたということであります。それからアフガン戦争、そして約二年間を経たわけでありますが、やはりここは一つの、冷静になってしっかりと政治家として考えを新たにする大事な時期だと、こういうふうに思っております。
ところで、ビンラディンあるいはオマル師、そしてタリバン政権ということで、テロを首謀し、あるいはそれを支援をしていたということからアフガン攻撃が始まったわけでありますけれども、そしてそのアフガン戦争が終結をして、現在アフガンがどういうような状況にあるのか、ここのところを、アフガンがしっかりとした自立再生の道を歩んでいるのかどうか、この点をまずしっかりと確かめたいと思うわけであります。
まず、一番大事なアフガン国内における治安状況ですが、ISAFと言われる国際治安維持軍ですか、そういう国連決議に基づいてISAFというものが多国籍軍としてカブール周辺、首都のカブール周辺はしっかりとやっているというふうには聞いておりますが、ただ軍閥勢力といいますか、各地方、地方にたくさんの軍閥勢力がおって、何かその数字が二十万人とか言われますが、特にカブール周辺、そしてまた地方というように大まかに分けて、どのような治安状況になっておるのか、簡潔にちょっと御説明いただきたいと思います。
この発言だけを見る →テロ特措法の延長について伺いたいと思います。
ちょうど二年前の九月十一日のニューヨークにおけるテロ、あるいはワシントンの国防省に対するテロということで、正に生々しい映像が今も脳裏に残っておるわけでありますが、その間に三千名以上の方、そしてまた日本人も含めて尊い方々が犠牲になられたということであります。それからアフガン戦争、そして約二年間を経たわけでありますが、やはりここは一つの、冷静になってしっかりと政治家として考えを新たにする大事な時期だと、こういうふうに思っております。
ところで、ビンラディンあるいはオマル師、そしてタリバン政権ということで、テロを首謀し、あるいはそれを支援をしていたということからアフガン攻撃が始まったわけでありますけれども、そしてそのアフガン戦争が終結をして、現在アフガンがどういうような状況にあるのか、ここのところを、アフガンがしっかりとした自立再生の道を歩んでいるのかどうか、この点をまずしっかりと確かめたいと思うわけであります。
まず、一番大事なアフガン国内における治安状況ですが、ISAFと言われる国際治安維持軍ですか、そういう国連決議に基づいてISAFというものが多国籍軍としてカブール周辺、首都のカブール周辺はしっかりとやっているというふうには聞いておりますが、ただ軍閥勢力といいますか、各地方、地方にたくさんの軍閥勢力がおって、何かその数字が二十万人とか言われますが、特にカブール周辺、そしてまた地方というように大まかに分けて、どのような治安状況になっておるのか、簡潔にちょっと御説明いただきたいと思います。
川
川口順子#4
○国務大臣(川口順子君) 委員もおっしゃっていらっしゃるように、アフガニスタンの治安の状況、引き続き課題であり、かつその状況が地域によって異なるということであると思います。南部、パキスタンとの国境を接する南部、南東部、東部、ここにおいてタリバーン、アルカーイダ、ヘクマティアル派が連携を強めながら活動を活発化しているという状況です。カブールはISAFの展開によって安定をしている、また北部、西部、ここも軍閥の抗争が鎮静化をしまして比較的安定をしていると、そういう状況です。
この発言だけを見る →広
広野ただし#5
○広野ただし君 しかしながら、やはりそういうISAFにおいても死者が十数名出ておるとか、米軍においては、米軍あるいは多国籍軍といいますか、そこにおいても戦後七十、戦後じゃないんですか、七十数名亡くなっておる。そして、特にアメリカがその半数、四十名ぐらいを占めておるというような状況で、相変わらず非常にひどい状態に私はあるんではないかと思っております。
現在、イラクとの関係、イラクのことが非常に生々しく脳裏に残っていますから、その陰にアフガンが隠れているような形になっているかと思いますけれども、いろいろと復興支援をやっておる方々に対してもいろんな攻撃が、誤ってかもしれませんけれども、なされるという事態で、なかなかその治安の状況がしっかりしませんと、なかなかアフガンの復興支援ということがしっかりとできないと、こういうことになろうかと思います。
そして、地雷の、地雷がどれぐらいあるのか分かりませんけれども、地雷の除去状況といいますか、そういうものはどういうふうになっておるのか、何か大ざっぱなものでもありましたらお示しください。
この発言だけを見る →現在、イラクとの関係、イラクのことが非常に生々しく脳裏に残っていますから、その陰にアフガンが隠れているような形になっているかと思いますけれども、いろいろと復興支援をやっておる方々に対してもいろんな攻撃が、誤ってかもしれませんけれども、なされるという事態で、なかなかその治安の状況がしっかりしませんと、なかなかアフガンの復興支援ということがしっかりとできないと、こういうことになろうかと思います。
そして、地雷の、地雷がどれぐらいあるのか分かりませんけれども、地雷の除去状況といいますか、そういうものはどういうふうになっておるのか、何か大ざっぱなものでもありましたらお示しください。
川
川口順子#6
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンに埋まっている地雷の数、これはいろいろな推測がありまして、一説六百万とも、それから一千万とも、倍ぐらいの差がある推定の数が出ております。
それで、その中でアフガニスタンにおいては、一九八九年から国連アフガニスタン地雷対策センターを中心といたしまして地雷の処理が行われております。ここの報告によりますと、アフガニスタンでは一九八九年から二〇〇二年末までの間に約二十七万個の地雷が処理をされた。全体のその推定数からいえばまだまだ少ない数ですが、二十七万個処理をされて、地雷除去をされた地域というのは二百五十四平方キロメートル、それから二〇〇二年に限って言いますと約四万個の地雷が処理をされているということでございます。
まだまだやらなければいけない仕事は多いと思います。
この発言だけを見る →それで、その中でアフガニスタンにおいては、一九八九年から国連アフガニスタン地雷対策センターを中心といたしまして地雷の処理が行われております。ここの報告によりますと、アフガニスタンでは一九八九年から二〇〇二年末までの間に約二十七万個の地雷が処理をされた。全体のその推定数からいえばまだまだ少ない数ですが、二十七万個処理をされて、地雷除去をされた地域というのは二百五十四平方キロメートル、それから二〇〇二年に限って言いますと約四万個の地雷が処理をされているということでございます。
まだまだやらなければいけない仕事は多いと思います。
広
広野ただし#7
○広野ただし君 どこに地雷が埋まっているか分からない。誠に、地雷も埋まっている、治安状況も悪いという中での復興を目指すわけですから、非常に大変な状況だと思います。
現在、アメリカ軍が大体一万人ぐらいですか、多国籍軍を含めて七千人の三千人ぐらいで一万人ぐらいいるようであります。そして、それを、アフガンの国軍を養成をしてアフガンの自立できる軍隊という形に持っていこうということで、それを支援を、ISAFも支援をするという形態になっておるようですが、なかなかその養成がうまくいかない。また、各軍閥があるから、必ずしもカルザイ政権に対して、暫定政権にしっかりとして協力をなかなかしていないというようなのは私は全体的な絵なんじゃないのかなと、こう大ざっぱに把握はいたしておりますが。
ところで、カルザイ暫定政権発足をして、カルザイ暫定政権は現在どのような評価ができるのか、問題点があればまたお示しいただきたいと思います。
この発言だけを見る →現在、アメリカ軍が大体一万人ぐらいですか、多国籍軍を含めて七千人の三千人ぐらいで一万人ぐらいいるようであります。そして、それを、アフガンの国軍を養成をしてアフガンの自立できる軍隊という形に持っていこうということで、それを支援を、ISAFも支援をするという形態になっておるようですが、なかなかその養成がうまくいかない。また、各軍閥があるから、必ずしもカルザイ政権に対して、暫定政権にしっかりとして協力をなかなかしていないというようなのは私は全体的な絵なんじゃないのかなと、こう大ざっぱに把握はいたしておりますが。
ところで、カルザイ暫定政権発足をして、カルザイ暫定政権は現在どのような評価ができるのか、問題点があればまたお示しいただきたいと思います。
川
川口順子#8
○国務大臣(川口順子君) カルザイ政権が国内をどれぐらい十分に掌握をしているかということについて言いますと、地域的に直接支配をしているところですけれども、これはカブールを含めた一部の地域である、そこに限定をされていると思います。そして、委員がおっしゃるように、地方は多くの軍閥が割拠をしている状況でございます。したがいまして、カルザイ政権の政権基盤はまだまだ強固とは言えない状況であります。
ただ、幾つかの成果は上げてきているということでして、統一通貨を導入をしました。これは、私はカルザイ大統領とこれについて直接お話をしたことがありますけれども、非常に短い期間で、通貨を馬の背に乗っけて運んでというようなこともやって通貨の切替えができたということのようでございます。それから、軍閥が徴収をしていた税の中央政府への移換、これは今年の五月ですけれども、そういったことを通じましてその影響力は徐々に強まってきている状況であります。及び、農村復興開発省、ここが中心となりまして、国際機関とともに地方振興策を進めていて、こういった面でも中央政府への信頼が高まってきている、そこへ向けた努力を行っております。
当面の課題としては、正式な政権を樹立するための憲法制定のロヤジェルガを十二月に開催をし、そしてそれを成功させて来年の六月に総選挙ということが考えられているということであります。
それから、地方の軍閥でございますけれども、ここは時々相互に、お互いに衝突をし、中央政府と対抗をする動きを示すことがありまして、まだまだその軍閥の武装解除をし、動員を解除して元の兵士を社会復帰をさせるということが必要、それによってアフガニスタンに平和を定着させるということが必要であります。我が国もこういった必要性には十分に貢献をしていきたいということで、DDR等を中心に、それから地方の振興、教育等の面で協力をしている、支援をしているという状況でございます。
この発言だけを見る →ただ、幾つかの成果は上げてきているということでして、統一通貨を導入をしました。これは、私はカルザイ大統領とこれについて直接お話をしたことがありますけれども、非常に短い期間で、通貨を馬の背に乗っけて運んでというようなこともやって通貨の切替えができたということのようでございます。それから、軍閥が徴収をしていた税の中央政府への移換、これは今年の五月ですけれども、そういったことを通じましてその影響力は徐々に強まってきている状況であります。及び、農村復興開発省、ここが中心となりまして、国際機関とともに地方振興策を進めていて、こういった面でも中央政府への信頼が高まってきている、そこへ向けた努力を行っております。
当面の課題としては、正式な政権を樹立するための憲法制定のロヤジェルガを十二月に開催をし、そしてそれを成功させて来年の六月に総選挙ということが考えられているということであります。
それから、地方の軍閥でございますけれども、ここは時々相互に、お互いに衝突をし、中央政府と対抗をする動きを示すことがありまして、まだまだその軍閥の武装解除をし、動員を解除して元の兵士を社会復帰をさせるということが必要、それによってアフガニスタンに平和を定着させるということが必要であります。我が国もこういった必要性には十分に貢献をしていきたいということで、DDR等を中心に、それから地方の振興、教育等の面で協力をしている、支援をしているという状況でございます。
広
広野ただし#9
○広野ただし君 テロとの戦い、またこれは後で聞きますけれども、そういう治安の問題ですとか、テロ首謀者を捕獲する、あるいはその軍団を捕獲するということが極めて大切なことでありますけれども、一方で、やはり民生の安定を図っていくということがテロ撲滅の上で極めて大事なことだと、こう思っております。
そういう中で、日本が復興支援会議を昨年一月に開いて積極的な貢献をしている、これも非常に大切なことでありますが、それを実施していくに当たって、まず在アフガンにおける日本大使館ですね、在アフガンにおける日本大使館、これはいろんな意味で、全体的な指揮、あるいは実行部隊の、復興支援についての実行部隊の大事な拠点になろうかと思いますが、調べますと八名しかいないということなんですね。この八名で果たしてあの日本の一・七倍の広さのあるアフガン、そこをちゃんと復興することについて日本は十分支援できるんでしょうか。どういうことになっているんでしょうか。
この発言だけを見る →そういう中で、日本が復興支援会議を昨年一月に開いて積極的な貢献をしている、これも非常に大切なことでありますが、それを実施していくに当たって、まず在アフガンにおける日本大使館ですね、在アフガンにおける日本大使館、これはいろんな意味で、全体的な指揮、あるいは実行部隊の、復興支援についての実行部隊の大事な拠点になろうかと思いますが、調べますと八名しかいないということなんですね。この八名で果たしてあの日本の一・七倍の広さのあるアフガン、そこをちゃんと復興することについて日本は十分支援できるんでしょうか。どういうことになっているんでしょうか。
川
川口順子#10
○国務大臣(川口順子君) 委員がおっしゃった八名というのは、少し前の数字ではないかと思います。今アフガニスタンの大使館には十八名の館員がおりまして、そのほかにプラス三人、外務省の人間ではありませんけれども、調査員といった形でおりますので、合計二十一名おります。
この発言だけを見る →広
広野ただし#11
○広野ただし君 ちょっと古い外務省のホームページだったのかもしれませんけれども、そういう状況の中で、じゃアフガン語、これはダリー語というかパシュトゥー語というんですか、これを話せる人というのはどれぐらいいるんでしょうか。
この発言だけを見る →川
川口順子#12
○国務大臣(川口順子君) 駒野大使とそれからもう一人、NGO御出身で、アフガニスタンで今NGOとの関係を専ら担当してもらっている館員がいますけれども、その二名ということです。
この発言だけを見る →広
広野ただし#13
○広野ただし君 やはり本当にアフガンの市民あるいは国民がどのようなことを要望しておるのか、それは国連の要請ですとか国連関係機関の要請、あるいはISAFの要請、あるいは米軍の要請、いろいろとあろうかと思いますが、本当にやはりアフガン国民の立場に立って本当にどういうところに復興するところの大事な力点があるんだろうかというのは、やはり現地語をしゃべれないとどうにもならないんだと思うんですね。
ですから、そういうところのスタッフを十分充実をしなきゃいけないと思いますし、もう一つ、駐在武官といいますか、武官という言葉がいいのかどうか分かりませんが、そういう、あるいは医官、お医者さんの方ですね、あるいは文化の、警察といいますか、あるいは例のバーミヤンの石窟ですとか、非常に文化財の豊富なところでありますんで、そういうものについての目利きの利く方々とか、そういう方々がおられるのかどうか、ちょっと。
この発言だけを見る →ですから、そういうところのスタッフを十分充実をしなきゃいけないと思いますし、もう一つ、駐在武官といいますか、武官という言葉がいいのかどうか分かりませんが、そういう、あるいは医官、お医者さんの方ですね、あるいは文化の、警察といいますか、あるいは例のバーミヤンの石窟ですとか、非常に文化財の豊富なところでありますんで、そういうものについての目利きの利く方々とか、そういう方々がおられるのかどうか、ちょっと。
川
川口順子#14
○国務大臣(川口順子君) お答えする前に、先ほど二名と言いましたけれどももう一名いまして、パシュトゥー語を話せる人がもう一人います。合計三名いるということです。
それから、今のお尋ねについてお答えしますと、館員の中に防衛庁の出向者、防衛駐在官一名、それから警察庁の出身者一名います。それから、文化という意味でいいますと、文科省から来ていただいている方が一名いらっしゃるということで、そういったニーズについては、もっと数がいればいいということではあるかもしれませんが、一応の備えはできていると考えています。
この発言だけを見る →それから、今のお尋ねについてお答えしますと、館員の中に防衛庁の出向者、防衛駐在官一名、それから警察庁の出身者一名います。それから、文化という意味でいいますと、文科省から来ていただいている方が一名いらっしゃるということで、そういったニーズについては、もっと数がいればいいということではあるかもしれませんが、一応の備えはできていると考えています。
広
広野ただし#15
○広野ただし君 そして、アフガン復興会議のときもいろいろと問題になりましたNGOの力をかりていろいろとやっていくということが非常に大切だと思いますが。
ところで、アフガンに対する渡航許可といいますか、これもよくアラートですとかいろいろと出ますが、アフガンについては現在どういうふうになっておるのか。また、在留邦人、アフガンにおける日本人、百二十名ぐらいおられるということでありますが、そういう人たちに対する安全保護体制というものがどういうふうになっておるのかお聞かせください。
この発言だけを見る →ところで、アフガンに対する渡航許可といいますか、これもよくアラートですとかいろいろと出ますが、アフガンについては現在どういうふうになっておるのか。また、在留邦人、アフガンにおける日本人、百二十名ぐらいおられるということでありますが、そういう人たちに対する安全保護体制というものがどういうふうになっておるのかお聞かせください。
川
川口順子#16
○国務大臣(川口順子君) アフガニスタンの場合には地域によって安全度、治安の状況が違いますので、そこをそれを前提にいたしまして、カブールについては普通に渡航をすることができる、それから地方についていえば、注意が必要であるということで、分けて、それはそれぞれきちんと渡航情報を出しております。
この発言だけを見る →広
川
広
川
広
川
川口順子#22
○国務大臣(川口順子君) 邦人の保護体制につきましては、これは大使館が、いらっしゃる方と、先ほど申し上げました海外渡航情報及びネットワークを通じましてやっております。
それから、そのNGOの方々、これはいろいろ、カブールだけではございませんで、かなり遠くに、いろいろな地域に展開をしていらっしゃるわけでして、こういう方々とも連絡のネットワークを持っておりますし、またそのNGOの方々自身は、これは私が昨年アフガニスタンに行きましたときに、NGOの方々とそういう点についてどういう状況かということをお話を直接いたしましたけれども、国連あるいは国際NGOの方々とのまたネットワークが別途あって、そういうところを通じて安全情報については緊密に情報を取っているということでございました。
そういう意味で、できることは努力をいたしております。
この発言だけを見る →それから、そのNGOの方々、これはいろいろ、カブールだけではございませんで、かなり遠くに、いろいろな地域に展開をしていらっしゃるわけでして、こういう方々とも連絡のネットワークを持っておりますし、またそのNGOの方々自身は、これは私が昨年アフガニスタンに行きましたときに、NGOの方々とそういう点についてどういう状況かということをお話を直接いたしましたけれども、国連あるいは国際NGOの方々とのまたネットワークが別途あって、そういうところを通じて安全情報については緊密に情報を取っているということでございました。
そういう意味で、できることは努力をいたしております。
広
広野ただし#23
○広野ただし君 時々、在外公館がある意味でパーティーばっかりやってというようなことを言われるわけですが、こういうところにおいてしっかりとした役割を果たされるということが日本の外交あるいは在外公館における評価を非常に上げることになるんだと思うんですね。
ユニセフの親善大使ということで黒柳徹子さんが、児童、非常に悲惨な状況にある子供たちのことに対しても一生懸命やっておられる、そういうところにマスコミがスポットを当てて、それも大切なことだと思います。それからまた、藤原紀香さんが行かれて、向こうの子供たちの未来を見詰めるすばらしいひとみを写真に撮ってみえて写真展を開かれたり、こういうことは、やはりアフガンという国が非常に日本にとってある意味で遠いわけでありますが、特に今はイラクの陰に隠れて、どうしてアフガンのことをやるのというような話になりがちなんでありますが、そういうことをしっかりと広報する。昨日も舛添さんが言われましたけれども、本当に、そういう支援をするときに当たって日本国民の理解を得るということが一番大事なことだろうと思うんですね。
ですから、そのところのことをちゃんと分かっていただく、理解を深めるためにも、在外公館がどのような活動をしておるのか。そして、実際NGOが大変な努力をして、向こうの復興に当たって、人道的なことから復興に当たってやっておられる。政府ばっかりではとてもできないことが多々あるわけで、そういうことに対してまた日本政府もちゃんと支援をしておられるんだと思うんですが、そういうこともよく分かりやすく、日本の国民の皆さんに分かるようにしていくことが非常に大切だと思うわけです。
ところで、アメリカ軍が、大分減ってきたんだろうと思いますが、アフガンに駐留をしている。これは国連決議に基づくことでやったんでしょうか。
アフガンは、アフガン攻撃は武力容認決議というものが出なかった、経済制裁ですとか制裁強化についてはしっかりとしたものが出ておりますが、武力容認決議は出ていないと私は理解しておりますが、この点、どうでしょうか。
この発言だけを見る →ユニセフの親善大使ということで黒柳徹子さんが、児童、非常に悲惨な状況にある子供たちのことに対しても一生懸命やっておられる、そういうところにマスコミがスポットを当てて、それも大切なことだと思います。それからまた、藤原紀香さんが行かれて、向こうの子供たちの未来を見詰めるすばらしいひとみを写真に撮ってみえて写真展を開かれたり、こういうことは、やはりアフガンという国が非常に日本にとってある意味で遠いわけでありますが、特に今はイラクの陰に隠れて、どうしてアフガンのことをやるのというような話になりがちなんでありますが、そういうことをしっかりと広報する。昨日も舛添さんが言われましたけれども、本当に、そういう支援をするときに当たって日本国民の理解を得るということが一番大事なことだろうと思うんですね。
ですから、そのところのことをちゃんと分かっていただく、理解を深めるためにも、在外公館がどのような活動をしておるのか。そして、実際NGOが大変な努力をして、向こうの復興に当たって、人道的なことから復興に当たってやっておられる。政府ばっかりではとてもできないことが多々あるわけで、そういうことに対してまた日本政府もちゃんと支援をしておられるんだと思うんですが、そういうこともよく分かりやすく、日本の国民の皆さんに分かるようにしていくことが非常に大切だと思うわけです。
ところで、アメリカ軍が、大分減ってきたんだろうと思いますが、アフガンに駐留をしている。これは国連決議に基づくことでやったんでしょうか。
アフガンは、アフガン攻撃は武力容認決議というものが出なかった、経済制裁ですとか制裁強化についてはしっかりとしたものが出ておりますが、武力容認決議は出ていないと私は理解しておりますが、この点、どうでしょうか。
川
川口順子#24
○国務大臣(川口順子君) 武力容認、武力行使容認決議、新たにそういうことをしていいという権限を与えるという意味での国連の決議は出ておりません。
米国がここで行っていますのは、五十一条に基づく自衛権の行使ということであります。
この発言だけを見る →米国がここで行っていますのは、五十一条に基づく自衛権の行使ということであります。
広
広野ただし#25
○広野ただし君 今、外務大臣最後に言われておったように、あくまでアメリカの自衛権の行使なんですね。その自衛権の行使に日本が協力をしておるというふうに、いまだにそう思えるわけですが。
ところでもう一つ、ISAF、これは国連決議が出ているんですね。正式には国際治安支援部隊ということで、国連決議の一三八六というのが出ておる。それで、多国籍軍という形になっておって、二十九か国、四千五百名の軍が治安維持に当たっていると、こういうことであります。
ところで、このアフガンにおける治安あるいは地雷除去、これはISAFも治安、地雷除去という使命を帯びておるんですが、そういうことについてPKOで協力をするということはあり得ないんですか。官房長官、どうでしょうか。
この発言だけを見る →ところでもう一つ、ISAF、これは国連決議が出ているんですね。正式には国際治安支援部隊ということで、国連決議の一三八六というのが出ておる。それで、多国籍軍という形になっておって、二十九か国、四千五百名の軍が治安維持に当たっていると、こういうことであります。
ところで、このアフガンにおける治安あるいは地雷除去、これはISAFも治安、地雷除去という使命を帯びておるんですが、そういうことについてPKOで協力をするということはあり得ないんですか。官房長官、どうでしょうか。
福
広
福
福田康夫#28
○国務大臣(福田康夫君) これは、国際機関の要請ということで、一般的に言った場合、我が国のPKOでもって行うことができるということにはなっていますが、しかし我が国、国際平和協力活動については条件がございまして、その条件に当てはまるかどうかと、こういうことになるわけでございます。
今、ISAFということになりますと、これは治安であるということ、治安維持ということになります。どういう内容の治安維持なのかということがございますので、その内容を吟味した上で、絶対できないというわけじゃないと思いますけれども、しかし現状では難しいのではないかというように考えております。
この発言だけを見る →今、ISAFということになりますと、これは治安であるということ、治安維持ということになります。どういう内容の治安維持なのかということがございますので、その内容を吟味した上で、絶対できないというわけじゃないと思いますけれども、しかし現状では難しいのではないかというように考えております。
広
広野ただし#29
○広野ただし君 これは国連決議もあり、アメリカの自衛権の行使に協力をした、している、このこととちょっと違うわけですね。国連決議に基づいて治安維持行為あるいは地雷除去ということをやる。しかも、カルザイ暫定政権ができているわけですね。
そういうことについて、五原則といえども私は満たし得るんではなかろうかと、こう思うわけなんですが、ちょっと念頭からそこがずばっと抜けているんじゃないかという気がいたしますが、いかがでしょうか、官房長官。
この発言だけを見る →そういうことについて、五原則といえども私は満たし得るんではなかろうかと、こう思うわけなんですが、ちょっと念頭からそこがずばっと抜けているんじゃないかという気がいたしますが、いかがでしょうか、官房長官。