伊藤公介の発言 (憲法調査会)

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○伊藤(公)委員 自由民主党の伊藤公介です。
 船田委員から御発言がありましたけれども、私は、どちらかといえば二院制を見直すべきだという立場から意見を述べたいと思います。
 今、実際に、日本の場合には二院制はその存在理由がほとんどないのではないか。我々がいろんな地域活動をしていても、参議院という存在がそれだけの役割を果たしているかという疑問を持っている国民の方たちも非常に多いように私は思います。再審の府としてのいわゆる存在理由というものが非常に希薄になっているというふうに思います。
 今お話にもありましたけれども、全体的に言うと、世界は、百八十三カ国のうち六二・八%は一院制であります。二院制の場合は、参考人の意見にもあったようでありますけれども、連邦制の国家の場合は二院制が非常に多い。また、人口が比較的大きな国はという御指摘もあったようでありますけれども、単一国家の場合には圧倒的に一院制が多いわけであります。
 最近は、政治が非常にメディアによって議論があっという間に国民の皆さんにも理解をされる、そういう時代にもなっているわけでありまして、政治のスピード性、あるいは採算といいますかコスト、そういうことを総合して考えれば、むしろ一院制を我々は考えていく必要があるんじゃないか。万一、二院制を維持するにいたしましても、今御指摘もございましたけれども、現在の選挙制度をやっぱり考えるべきだ、あるいは、議会のあり方、例えば、参議院はいずれの政党も党議拘束をしないとか、政党を離れて一人一人の議員が賛否を決めていく、そういう大胆な参議院改革をしていく必要がある。
 今、一院制を実現する会というものも国会の中でできました。私もそのメンバーの一人でありますが、参議院だけなくすというと、これは、憲法改正がありますから、なかなかできない。だから、衆議院、参議院含めて、ある一定期間の間に議論を詰めて、憲法改正のときにできればあわせて一院制というものを実現していくべきではないかというふうに思います。
 あえて発言をさせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 115904184X00720040603_071

発言者: 伊藤公介

speaker_id: 33876

日付: 2004-06-03

院: 衆議院

会議名: 憲法調査会