竹本直一の発言 (厚生労働委員会)
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○竹本大臣政務官 吉野先生、この分野に非常にお詳しいので、私から言えば釈迦に説法のようなところがございますけれども、おっしゃっておられましたとおり、企業の年金負担というのは非常に高うございます。法人税とほぼ同額、あるいはそれ以上じゃないか、こういう話があるほどであります。そこで、今お話しのように、請負にしたりあるいは人材派遣に変えてみて、この保険料負担を回避しよう、こういう動きがあるのは事実でございます。
それで、先生御指摘の、一八・三%に固定するというのは本当に耐えられるのかどうかということでございますが、我々としては、年金そのものを制度を維持しなきゃいけない。そういう中で、仮に現在の給付を前提といたしますと二五・九%まで、ほっておくとその引き上げが必要でございます。そういうことで、そんな負担は耐えられないということで、給付の方を少し抑えようということでございます。
そこで、日本経済がこれに対して耐えられるかどうかということでございますけれども、諸外国の例を調べますと、西欧の諸国におきましては、我が国よりも高い年金保険料負担となっているのも事実でございます。
また、内閣府がかつて行いました「改革と展望」の参考の試算によりますと、失業率が上昇したり、実質経済成長率がマイナスとなったりするようなことにはなっていないので、経済も着実に成長していくだろう。そういう前提に立てば、我々が提案しているこの程度の負担なら何とか耐えられるのではないか、そして、年金のこのシステムを百年間継続できるという前提のもとにつくっておるわけでございます。
〔委員長退席、北川委員長代理着席〕