川口順子の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○川口国務大臣 我が国といたしまして、国際の平和と安全を維持するということを目的としている国連の諸活動に対して積極的な役割を果たしていくことは、我が国の平和と安全を確保するという観点からも重要でございます。国連の決議に基づく国際的な要請がある等の場合に、憲法の枠内で協力をしていくことになるわけでございます。
 それで、国連の平和維持隊というのがございますが、それにつきましては、国際平和協力法に基づきまして、いわゆる参加五原則に従いまして参加をするということは可能であると考えております。
 そこで、いわゆる多国籍軍でございますけれども、これは、目的、任務、編成等さまざまでございます。その概念は必ずしも明確ではないわけでして、それに具体的にどのように関与をしていくかということについては、今後さらに検討を進める必要があるというふうに考えております。
 それで、今申し上げたような前提であくまで一般論として申し上げますと、いわゆる多国籍軍の司令官の指揮下に入りその一員となるという意味における参加、これにつきましては、当該部隊等が武力行使自体を目的、任務とするものであれば、憲法上許されないと考えております。
 他方、そうした意味での参加には至らない、今申し上げたような意味での参加には至らない協力、これに関しましては、その当該部隊等の武力行使と一体となるようなものは憲法上許されません、しかし、当該部隊等の武力行使と一体化しないというものについては、憲法上許されると解されております。
 それから、国連憲章第七章に基づく国連軍でございますけれども、これはいまだ設けられたということではございませんので、その編成が現実の問題になった場合の我が国の関与の仕方、参加の態様については現在研究中でございまして、その結論を明確に申し上げる段階にはないということでございます。

発言情報

speech_id: 115904304X00720040303_012

発言者: 川口順子

speaker_id: 3821

日付: 2004-03-03

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会