海老沢勝二の発言 (総務委員会)
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○海老沢参考人 お答えいたします。
BRCができた当時は、今先生御指摘のように、放送による政治的公平さが欠けているんじゃなかろうかとか、あるいは放送によって人権を侵害されたという視聴者の苦情が相次ぎました。そういう中で、我々放送事業者としては、放送による言論、報道の自由を守っていこう、そういう観点から第三者機関、独立した機関をつくって視聴者からの苦情に対応していこう、そういう観点からつくったものであります。
そういう面で、苦情を審理する委員の先生方は、我々放送事業者以外の方々から人選をして、八人の委員の方々が独立した形で審理をしているものであります。
この七年の間、二十一件の委員会決定といいますか、勧告と見解という形で決定が出されております。我々放送事業者も、その決定に対しては真摯に受けとめ、放送倫理の確立のために今、努力しているところであります。
そのほか、十三年度からは、この委員会のあり方として、放送局と苦情申立人との間の仲介、あっせんをしていこう、そういう任務も設けまして、そういう中でこれまで三十一件のあっせん、仲介をして、お互いの話し合いがついているということも聞いております。
そういう面で、この委員会、いろいろな苦情がありますけれども、これまで着実に審理をし、判断をし、成果を上げつつあるだろうと認識しております。
放送に関しては、そのほかに放送番組向上協議会というのがありました。それとBROという機構を一本化して、できるだけ機能の強化といいますか、審理の迅速化、充実を図っていこうということで、BPO、いわゆる放送倫理・番組向上機構という形で組織を一本化し、できるだけ視聴者の苦情を迅速に処理していこう、そういう方向で今努力しているわけであります。
我々放送事業者もそういう苦情が来る前に、我々自身がやはり放送法にのっとって、視聴者の立場に立って公平な報道、そしてまた質の高い番組をつくっていくのが使命でありますので、できるだけ視聴者の苦情が来ないように番組の質の向上を図ってまいりたいと思っております。