田中慶司の発言 (内閣委員会)
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○田中(慶)政府参考人 お答え申し上げます。
まず、狂犬病でございますけれども、狂犬病がいない国というのが非常に珍しいぐらいでございまして、イギリスとかそれからオーストラリア以外の国は狂犬病がたくさんおりまして、万の単位の死亡者も出ているところでございます。私ども、今の登録管理体制が十分行われているために狂犬病が予防できているというふうに考えているところでございます。
それから、御指摘の動物由来感染症の件でございますけれども、近年、SARSとかあるいは鳥インフルエンザ、そういうような新たな感染症がどんどん発見されてまいりまして、これら新興感染症の多くは動物から人に感染する動物由来感染症ということでございまして、これを含めて総合的な感染症対策が大切だというふうに認識しているところでございます。
昨年の十月に感染症法を改正いたしまして、特に動物由来感染症対策の大幅な強化というのを行ったところでございます。
内容を申しますと、まず動物の輸入届け出制度を創設いたしました。それから、獣医師の公衆衛生対策に寄与する責務規定の創設も行いました。動物等取扱業者の衛生管理に努める責務規定の創設も行いました。最後に、新四類感染症という区分を設けまして、消毒とか汚染物品の廃棄等の物的措置を講じることができる感染症の類型というのを設けまして、高病原性鳥インフルエンザはここに位置づけるということをしたところでございます。
これらの対策を着実に実施する体制を確立するために、従来から、感染症対策から人対策まで一元的な感染症対策が行われるような体制を整備するとともに、今後とも、増員等によりまして感染症の情報収集体制の強化を図るなどの対応をしていきたいというふうに考えております。
新たな感染症の脅威から国民の健康を守るために全力を尽くしていきたいというふうに考えておるところでございます。