中馬弘毅の発言 (予算委員会)

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○中馬委員 外務大臣にお聞きいたしますが、ODAでございます。
 中国にはかなり日本もODAを渡してまいりました。それが現在の中国の大きな発展にかなりの寄与をしたことは私どもも評価したいと思いますが、今お話がありました人民元がかなり切り上がりますと、それでぽんと、一人当たりのGNP、GDPといいましょうか、これが今はもう千ドルを超えたと思いますが、現在でもそれがかなりはね上がるような形になろうかと思います。
 そうした場合には、数字的にはODAの対象国から消えることもありましょう。しかし、一遍に消すことがいいのかどうかはともかくとして、現在のODAも、もうインフラに日本が援助するようなことは必要ないんじゃなかろうか。十分にその力は向こうが持っておりますし、逆に日本の方が、道路にしましても空港にしましても、中国よりもおくれてきているようなことですからね。そういうことで、これは見直す必要があると私は思います。
 その場合に、やはり環境の問題と、あるいは人的な交流ですね。今までハードの方にばかりODAをやっておりましたが、人の交流がいかに大事か。それは、ただ観光ビジネスというような話だけではなくて、人間と人間との関係、相手を知るということ、そしてまた、心のつながりといったようなことをするならば、これは国際平和にまでも寄与するわけでございまして、むしろ、このODAを人的な交流の方にかなりウエートを置いた形で使うこともこれからのあり方だと私は思っております。そういうことにつきまして、外務大臣の御所見をお願いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 115905261X01020040216_010

発言者: 中馬弘毅

speaker_id: 10071

日付: 2004-02-16

院: 衆議院

会議名: 予算委員会