小島敏郎の発言 (環境委員会)
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○政府参考人(小島敏郎君) 現在の廃棄物の海洋投入処分の可能海域、A、B、CあるいはFというような海域を定めているところでございます。これは主に三つに分類できますので、その三つについて御説明をさせていただきます。
第一に、赤泥や建設汚泥でございますが、これらにつきましては速やかに沈んでいく、海底に堆積をするという廃棄物でございますので、この廃棄物が散乱をしない、なおかつ底引き漁業に影響を与えないと、こういうことで、黒潮等の海流の外側でありまして水深千五百メートル以上の海域を指定しております。具体的に今捨てられている場所というのは、主に房総沖あるいは四国沖というところでございます。
第二に、し尿や家畜ふん尿でございますが、これは拡散性が高く速やかに海洋に還元される廃棄物でございますが、これが沿岸に戻ってくるということはこれは困るわけでございますので、沿岸に戻ってこないように、領海の基線から五十海里、約九十キロメートルでございますが、これを超える外側で捨てていただくということで海域を指定しております。
三つ目のジャンルでございますが、有害物質を含まない水底土砂、これは元々海の中にあったものを移し替えると、こういうことでございますので、すべての海域で海洋投入処分を認めると、こういう三分類でございます。
これまではそのような海域で定められた方法に従って捨てればよかったわけでございますが、今回の改正におきましては、海域の指定は従来と同じ方法でと考えておりますけれども、個別に審査、環境への影響ということを、影響を評価いたしまして環境大臣が許可を与えると、こういう制度でございますので、指定海域内でございましても海洋環境に著しい影響を与えるおそれがある、こういう場合には海洋投入処分は認められないと、こういう仕組みにしようと、こういうものでございます。