小池百合子の発言 (環境委員会)
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○国務大臣(小池百合子君) 今、委員が我が国の環境に対しての歴史をおまとめいただいたような部分がございましたが、その中でも御指摘ございましたけれども、ロンドン条約はおっしゃるとおり一九七二年に採択されたものでございます。しかしながら、このロンドン条約では廃棄物管理の仕組みで十分ではないといったような認識が国際的にも高まったということから、廃棄物の海洋投棄の規制を強化しようという目的でこの九六年に採択されたのが、文字どおり九六年議定書という、そういう位置付けになっているわけでございます。
この議定書のポイントは、陸上で発生いたします廃棄物を海洋投棄若しくは洋上焼却、これを原則禁止するということ、海洋投棄が逆に認められるものについては限定列挙するという方式を取っているわけでございます。海洋投棄をする場合には、その環境影響の程度などに基づいて許可を発給するということを義務付けるなど、海洋投棄に関する規制がここになされているというわけでございます。
我が国は、海洋環境の一層の保護をしなければならないという観点から、ロンドン条約の規制強化については積極的に対処する必要があるということから、国際的にも九六年議定書に関する交渉に参加をしてきたという経緯がございます。また、廃棄物の陸上処分の原則、つまり海洋投棄若しくは洋上焼却ができない、若しくは厳しくなるということでございますので、陸上処分に移るわけでございますけれども、その原則などについては我が国は国際的にも表明をしておりますし、また、より一層の廃棄物の海洋投棄の減量化に努めていくというのが私どものスタンスでございます。