小島敏郎の発言 (環境委員会)
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○政府参考人(小島敏郎君) 今、先生御指摘のとおり、我が国はロンドン条約に基づく報告を行った締約国の中では、海洋投入処分をしている廃棄物の種類、量ともに非常に多い国でございます。報告をしていない国の状況はちょっと分かりませんが、報告の中で見ておりますと、水底土砂の投棄の量は各国に比べますとそんなに多くはないわけですが、下水の汚泥は韓国に次いでおりますし、産業廃棄物の投棄は最も多いと、こういう状況でございます。
こういう状況でございますので、締約国会議におきましても、廃棄物の海洋投入処分に関する我が国の今後の取組ということについては世界的にも大きな関心が寄せられております。
例えば、赤泥でございますけれども、フランス、ギリシャも赤泥を捨てているわけでございますが、これはパイプラインから直接捨てているのでこの条約の対象にならないということはございますので、報告だけを見ると、赤泥を船舶から海洋投入している国は我が国だけであるということで、この陸上処分への移行について国際的にも我が国の一層の努力が求められていると、こういう状況でございます。
これに対応いたしまして、昨年四月に開催をされましたロンドン条約の締約国科学者会合というものがございましたが、ここの場で、海洋投入処分の中止も視野に入れながら投入処分量を段階的に削減をしていく等によりまして、この赤泥の問題も解決に向けて努力をするということを表明をしているところでございます。