菊谷秀吉の発言 (共生社会に関する調査会)

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○参考人(菊谷秀吉君) ちょっと説明悪かったと思うんですけれども、要するに、今我々は一般財源が不足しているわけです。不足しているからいろんなことをやっているわけです。それは職員減らしたり、あるいは公共事業を大幅に、大幅なんて、これはもう何分の一ですから。で、ようやく一息ついたところに、この三位一体で減らされた分というのは、実はほとんどが保育所の、公立保育所の運営費とか措置費なんです。そうすると、これはお金には色付いておりませんから、全体の予算として何を削るかという話に次ならざるを得ない。
 そうしますと、今、例えば私どもは少子化対策で何が一番大事かというと、一時保育なんです。保育所は田舎ですからある程度できていますし、充足をいたしております。ところが、それを、一時保育しようと思うと、これまた非常に金が掛かる。これは民間の力をかりてやろうと思っていますけれども、それでも相当の金が掛かるということで、結局新たなものに何にも取り組めないんです。
 たまたま、三月一日から精神障害者の通所授産施設とか中間施設もオープンするんです、伊達市には。福祉に絡んでないものはないぐらいすべてそろっておるんです。皆さんのお手元の資料に「ふみだす」という資料もお届けしたんですが、これも、中身を言いますと、これを開設するまでに市のお金が、実は表には出てこないが相当入っているんです。
 ですから、もうそういうものすらできないということで、三位一体で我々考えていたのは、いわゆる一般の補助金が減らされて、その分が自由に使える交付税に近いものがあるであろうと。先ほど三田参考人から御意見がありましたけれども、我々は、国が余り規制、関与しますと、一〇〇でいい仕事をやらなきゃいけないのに、一二〇も一三〇もやらなくていいこともやらないと国のメニューに載っかれないという、こういう実態がございますから、結局は無駄なことを随分やって、さっきの施設のお話もございました、確かにそのとおりだと考えております。
 ですから、もっと効率的にいいものをサービスしようと思っても、前向きな仕事をもうできないんです、今の状況では。ですから、この三位一体で削るところが違うんじゃないかと私は申し上げたいんです。
 以上です。

発言情報

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発言者: 菊谷秀吉

speaker_id: 33575

日付: 2004-02-25

院: 参議院

会議名: 共生社会に関する調査会