武田牧子の発言 (共生社会に関する調査会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(武田牧子君) 技術を学ぶ学校というと、ちょっと私反応してしまって申し上げたいんですけれども、学校の中で幾ら勉強してもそれは技術ではありません。職場の中で、現場の中でしていくことがその人の力、例えば生活の力を付けていくのも住宅の中、もし就労するとすれば職場の中で、そこの支える制度が、おかげで現在そこら辺の制度は随分充足したように思いますが、就業・生活支援センター、これが実は今年度はお金がないということで箇所増が認められませんでした。来年度予算では三十三か所増になっております。でも、これが一県一か所でどうなるんでしょうか。せめて十五万人に一か所、望むべくは中学校あるいは高校区に一か所ぐらいないと、この就労支援ということがしていけないんです。
 力は持っている、知的も精神も力は持っている人が多いんです。身体障害の就労支援については随分進んできています。でも、知的と精神については、本当にこういったバックアップ体制があること、現場で訓練ができるという体制がないことには事業主も受け入れません。ジョブコーチ制度もまだなかなか、制度はありますので本当に有り難いと思います。でも、いかんせん数が少ない。うちも二人ジョブコーチがおりますが、毎日のように使いたくても予算がなくて使えないんです。スタッフは二人いますが、二人がフルに動けないんです。
 来年度、職能、高等職業訓練校を通じて精神障害者も、三障害とも訓練できるようになりました。でも、あれをもっともっと、民間、私たち社会福祉法人であるとかNPOが使えるような仕組みにしてくださいましたので、何とか活用したいと思っています。もっともっとフレキシブルに、必要なときに使えるものがあっていればいいなということ。
 それと、事業主の理解というところは、私自身が、雇用率に算定すること云々が、在職精神障害者の問題もありますので、これがいいのかどうかという判断は付かないんですけれども、一つの意識の改革としては、雇用率に精神障害者だけはカウントされていないんですが、これがカウントされれば雇用主の意識は変わっていくのかなと。あるいは、それ以前に、もっと小学校、中学校のところから知的、精神のところの学習があればこういった問題も、これは長期的な展望ですから難しいと思いますが、でもやっぱりここからも始めなきゃいけないんじゃないかなと思います。
 以上です。

発言情報

speech_id: 115914046X00320040225_028

発言者: 武田牧子

speaker_id: 409

日付: 2004-02-25

院: 参議院

会議名: 共生社会に関する調査会