清水嘉与子の発言 (共生社会に関する調査会)
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○清水嘉与子君 ありがとうございます。
内閣府と文部科学省と厚生労働省の副大臣にお伺いしたいと思います。
まず、中島副大臣でございますけれども、私、今、先生のお話を伺っておりまして、先生が自民党の文教部会でこの特殊学級という言葉を何とか早く直せと大きな声で叫んでいらした姿をとても印象深く思い出されたわけでございます。今こうして調整をされる副大臣に就任されまして、いろいろ頑張っていらっしゃるお姿、とてもうれしく思っておりますので、またよろしくお願いをしたいと思っております。
そこで、一つは、今ずっとお話を伺っていますと、日本ではどうしても障害者というと、やはり障害を持っている方だから温かくしましょう、何か保護しましょう、必要があったら施設にお入れしましょう、何を差し上げましょうと、こういうふうになっちゃうわけですけれども、それでいいんだろうかという問題でございます。
私どものこの調査会でも、先般、アメリカなどへ調査に参りましたけれども、例えば法定の雇用率、こういったものについては、かえってそんなものは要らないんじゃないか、むしろチャレンジしたい人にチャンスを与えてほしいというような非常に積極的な、まあそれはそういう条件の方だと思いますけれども、そういう方々が多くて、むしろいろんなところに、チャンスを普通の人と同じように与えてくれれば、そこで乗り越えて、そして同じように評価してほしい、変に保護してもらいたくないというような強い意見があって、日本でも障害者の方はチャレンジドと言って、もう本当にチャレンジしてもらって、タックスペイヤーになってもらおうというような運動さえ起きているわけでございます。
そういった視点から、この障害者の施策というのはやがて見直しをしなきゃならないような時代も来るんじゃないだろうか。例えば障害者が、本当に能力のある方は教育をする、あるいは企業を起こすときの資金を何とかするとか、あるいは介護士を付けるとか、いろんなことがあろうかと思うんですけれども、そういった考え方を、まあ一部には法律を作ったらというようなこともありますけれども、そうじゃなくて、今の状況の中で、日本のこれからの障害者施策の中で、それじゃどんなふうに考えられるか、そのことをイメージとしてお伺いしたいことが中島副大臣でございます。
それから、原田副大臣には、こうやって拝見しますと、いろんな障害の方々が、障害を持つ方々が学校に参加できることになったこと、大変うれしいことでございますし、まだこれからもっともっと、とても今まで考えられなかったような方が学校生活ができるようになってというふうに思います。
そういう中で、かなり医療行為を、医療的なケアをしなきゃならない人たちが実際入ってきているわけですね。すると、今学校ではそれがなかなか手を出せなくなっちゃっている。さっき、医師とか看護師の手助けをもらうというのをおっしゃいましたけれども、確かにそういう方法があろうと思いますけれども、そのときに医師に来てもらう、看護婦に来てもらうというのもですけれども、元々学校には看護婦がいたんですよね。養護、今は養護教諭という形に変わってしまっておりますけれども、各学校にちゃんとそういうことができる人がいたはずなんですね。今、養護教諭は養護をつかさどる職員としているわけですけれども、実際に教諭になってからだんだんに、そういった実践看護の仕事ができないような人たちがだんだん増えてきているものですから、実際、手が出ないということがあると思います。しかし、こういう事態が変わってくれば、自分たちが訓練してでもそういうことにチャレンジしようというような声も随分出てきておりますので、その辺、是非養護教諭の方々の活用を十分図っていただきたいというふうに思っているわけです。今度また学校教育法の改正の中で栄養教諭のお話が出てきていますよね。栄養のことは全部また栄養の人です。一体養護教諭というのは何をする人かというのがますますおかしくなってきておりますので、その辺のことを、やっぱり現場の声も是非聞いていただきまして、そういう中で十分活用していただきたいと、これはお願いになりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
それから、谷畑副大臣の方には、一番やっぱり後れてしまっているのが精神障害者だと思うんですよね。精神障害者三十三万人のうち、何かすれば七万二千は地域に出せると、こういう話ばっかりするんですけれども、本当言ったら、もっともっと多くの方々が出てこれるはずだと思います。
しかし、実際問題としてそれが、条件がそろったらというのはどういう条件がそろったら出れるのかということが全く出てこないわけでして、そこはちっとも実行に移らないわけですよね。特に、新しい人は、新しく入院する人は割合にうまくしてくださっていると思いますけれども、古くから入っている方が、病院の開設のときから入っていますよというような方々は、とてもとてももう出れるような状況でなくなっちゃっていると思いますし、またそういう状況をほとんど国民が知らない。病院同士だって行き来もしないし、とにかく閉鎖された中にいるというのが実態だろうと思います。
もう少し地域の方々に支えてもらえるような、何といいましょうか、開かれた場所にするということも必要なのかと思うんですけれども、どういうふうにしたらもう少し在宅に移すことができるのかですね。何かもしお考えがあったら、私たちも大変悩んでいるところなんですけれども、お教えいただきたいと思います。
済みません、長くなりました。