小林美恵子の発言 (決算委員会)
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○小林美恵子君 日本共産党の小林美恵子でございます。
今日は、御多忙の中、参考人としてお越しいただいて本当にありがとうございます。
日本のODA予算というのは、一九八九年は約一兆三千七百億円、国民一人当たりにしますと一万一千二百円という金額だったと思うんですね。それで、二〇〇二年度の場合も九千億円余りと、最近は減少に転じていますけれども、さりとて世界第二位の援助額だと思うわけです。そのやっぱり元は国民の皆さんの大切な税金ですから、ですから途上国に対して本当に有用な活用であるのかどうかということがODAの問題では問われなければならないと思うわけなんですね。
その基本精神も、日本国憲法の前文にありますけれども、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」と、ここにあると思うわけです。
そこで、荒木参考人にお伺いしたいと思うんですね。
日本のODAが世界の貧しい国々の経済社会開発に貢献して、その人々の生活水準の向上に本当に寄与するものになっているのかどうか、この点なんです。
私、ちょっと心配事があるんですけれども、開発事業の受注を日本企業が受け取ることで税金の還流の場になっているのではないかという問題でありますとか、最貧国や貧困層の皆さんに対して圧迫しているのではないかと。もう一つは、巨大ダムなどの建設などに見られて、環境破壊が広がっているのではないかと、こういうことを心配している点があるんですけれども、そういう問題について是非御意見をお聞かせいただきたいというふうに思います。