岩本荘太の発言 (決算委員会)
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○岩本荘太君 無所属の会の岩本荘太でございます。
今日は大変有意義なお話をいろいろありがとうございました。今までいろんな難しいといいますか、議論が交差されておりますので、あるいはもう既に質問あるいは御回答になっているかもしれませんけれども、私自身ではまだ理解、私自身なりの理解ができないところがございますので、ちょっとお尋ねしたいと思うんですが。
決算重視というのは、これは今御存じのとおり大変参議院の中で進んでおりまして、それは私なりに分析しますと、一つは次々年度ですかね、決算、次々年度の予算に反映されるという、そういうスケジュールに向かってのルール化といいますか、それが一つあると思うんですが、これは今年の予算委員会の冒頭で決算委員会やった。確かに、平成十六年予算には反映しているという、言えないこともないんですけれども、本来あるべきであれば、やはり編成前にそうあるべきでないかなという思いがいたしますし、そういうことはそういうルール化についても、皆さん関心持って進めておられる。これは一つの大きなことであると同時に、閣僚が全員出席してテレビで放映するなどの国民的な関心を非常に高めている、今ですね、そういうことがあろうと思うんですが。私はもう一つ、やはり何といいますか、決算に対する責任を明らかにするといいますか、これ、今までのお話でもあるいはあると思うんですけれども、先生方は事後評価の厳格化というようなことで言われておりましたが、これにつきましても、御存じのとおり憲法ができた直後ですかね、金森大臣、あるいは昭和四十年代に佐藤総理は、決算が否決されたらこれはもう内閣総辞職ものだというような発言をされていますよね、議事録なんかに残っているわけですが。
それが、実際に決算が否決されたときになりましたら、海部大臣のころですかね、そのころからもう予算に反映するんだというようなふうに変わってきたように私は見受けているんですが、先日、たしか広野議員が小泉総理に御質問されたときも、小泉総理も予算に反映するんだというような回答をされたと思うんですが、私、そういう内閣総辞職というようなことまでは考えてはいないんですけれども、何らかの格好で責任を、まあ追及すると言ったら言い過ぎかもしれませんけれども、責任を明らかにしてしかるべき措置を取るということがやはり決算を重視するということの一つの大きな力になるんじゃないかと。
予算に反映するというと、こんなこと言っちゃあれですけれども、反映しているんだと言えばしているでしょうし、余りはっきりしないような面もあるような気がいたしまして、そういう意味で、結局、今、事後評価といいますか会計検査院やっておられますけれども、これはやはり会計法あるいは現行法規の範囲の中ですよね。それと、刑法上の問題があればこれはやっぱりそちらが動いていく。
それ以外にもう一つ、これ何て表現したらいいか分かりませんが、やっぱり社会的妥当性といいますか国民的妥当性といいますか、そういうものをやっぱりこの立法の府ですね、立法の府という位置付けを踏まえて何かやる必要があるんじゃないかと。それによって、毎回毎回責任追及するなんということは必要ないかもしれませんけれども、場合によっては予算についても、その予算が適正だったかどうかというところまでこう踏み込んでいくような決算が必要ではないかと。あるいは、予算に反映するというだけではどうも済まないようなものもかなりあるわけですよね。
先般、我々が視察したスパウザ小田原ですか、いわゆる四百五十億のものが十六億の評価でいくというような、じゃそれはだれがやったのか、あれは恐らくその辺の責任の所在、これは罰するとかどうかじゃなくて、そういうものがどうなるかということが、どうしなきゃいけないかということがはっきりしないと、やっぱり国民そのものが納得しないんだと思うんですね。
そういうところまで踏み込んだ責任の追及といいますか、そういうことが私は決算がもう一つこの先やるべきことじゃないかと常々思っているんですが、これ、参考人の先生方の御意見、もしお聞かせ願えたら有り難いと思います。