平野貞夫の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○平野貞夫君 そういうことで、私、河野議長に呼ばれて、余計なことを前尾議長に言うなと、もう仲直りしようということで二人が赤坂の料亭で食事しまして、正式の文書にはなっていませんが、手を打ったわけなんです。
手を打った内容が非常に参考になると思いますが、一つは、河野さんからの意見で、日本のように人口が一億人以上いて価値観が非常に多様化して、しかも社会の中が非常に複雑な国ではやはり民主政治を担保するためには二院制がどうしても必要だと。ここ日本で一院制言うのは、これはやっぱり常識に外れると。前尾さん、それでよろしいですなということで、いや、それはそうだと、河野先生はそう、河野議長がそうおっしゃって、それから前尾さんの方は、第一院は国民を代表して政権を選択すると、そして利害調整すると、第二院はやはり良識を代表するその仕組みを、選び方を変えなきゃ駄目じゃないかと、そして、その第二院というのはやっぱり政府と第一院を大所高所から指導するような人材が構成員になるべきだと。
まあこんなことで、二人が意見一致して、もう議論するのはやめようということになったんですが、ここの河野議長の、これ全部制度化するにはこれは憲法改正が要ると思いますが、その河野議長の、日本のように一億人以上の人間がいて、価値観の多元化、社会の複雑化、様々な利害調整が非常に困難な問題があるところでは一院制を主張するのはナンセンスであると、やはり二院制でなければ駄目だと。もちろん二院制の仕組みは別なんですが、この論理は私はやっぱり今でも非常に大事な論理じゃないかと思うんですが、その点についての御意見を聞かせていただきたいと思います。