平野貞夫の発言 (憲法調査会二院制と参議院の在り方に関する小委員会)
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○平野貞夫君 分かりました。
私、個人的な意見なんですが、特に昨今、衆議院の議論が程度が悪くなった、ここ二、三年。参議院はなかなか頑張っておると思いますよ、いろいろあるんですが。例えば、イラク特措法なんというのは、衆議院のあの議論は何ですか。それから、心神者救済法という法務委員会でやったあの法律なんか、もう衆議院ではすらっと修正してきているんですよ。私は自由党だったんですけれども、衆議院では賛成だったけれども、反対したんですよ、あれを、参議院では。
まあこれ、実際の、現実の政治のそういったものとの兼ね合いなんですが、とてもじゃないがまだまだ二院制の必要性はあると思うんですが、今日はちょうど会長さんもいらして、あっ、いなかったんだ。総理とか某野党の代表が一院制を誘導するような発言をするのは僕はけしからぬと思っていますよ。まあそれは、理念とか歴史観を言うならいいですよ。一院制言うなということじゃないんですよ。これは、二院制の在り方を議論し始めたときに、しかも思い付きの話を国民世論を作るような言い方で言うことは、私は政治家としての資質の問題だと怒っているんですよ、二人に、あの二人に。
それで、これ以上何か言うようでしたら、軽率な発言するようでしたら、憲法調査会に来てもらおうじゃないですか、二人とも。会長に、小委員長、伝えておいてください。
そこで、ちょっと残り時間で実務的なことをお尋ねしますが、私も事務局の実務担当として非常に苦労したところあるんですが、例の憲法六十条ですか、予算の自然成立の話なんですが、三月の五日に参議院に送付されて、御承知のように三十日以内に結論を出さなければ自然成立するという憲法の規定になっておるんですが、仮に二十九日目に衆議院と違った議決した場合、修正なり否決をした場合、当然両院協議会が開かれるわけですが、両院協議会が開かれている間に三十日が過ぎた場合、これは自然成立とするのかしないのかというのは、これ実は結論決まっていないんですよね。これはある種の憲法の欠陥かもしれませんが、ちょっとそのことについて、国会図書館の立場は言いにくいでしょうが、北海道大学の立場で。