米村敏朗の発言 (災害対策特別委員会)

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○政府参考人(米村敏朗君) お答えをいたします。
 委員御指摘のマドリッドで発生いたしました列車テロ爆破事件でありますけれども、当初はスペインの国内のテロリストグループでありますETA、バスク祖国と自由と、こういう見方があったわけでありますけれども、現地の当局の発表等勘案いたしますと、イスラム過激派の関与がある可能性があるという形で、それを視野に入れた捜査が行われているということだろうと、こう思います。そういう観点からは私どもの方も極めて重大な関心を持っておりまして、引き続き、どういうふうな背景があるのか、あるいは具体的にどういうふうにこのテロが行われたのか等について各国の機関とも連携をしながら情報収集に努めていると、こういう状況であります。
 そこで、委員御指摘の警戒についてどういう措置を取っているのかということでありますが、従来から警戒、列車も含めまして、あるいは空港その他等、警戒を強化してきております。今回の事件を受けまして、私どもの方も鉄道施設等に対するテロの未然防止ということで、警戒警備を徹底するよう、昨日、全国の都道府県警察に対して指示をいたしました。
 その中身でございますが、具体的に申し上げますと、機動隊員の運用、あるいは警備犬を活用して駅の構内の巡回の強化であるとか、あるいは不審者があれば積極的にこれを職務質問していくというようなこと、場合によればその手荷物のチェックもするという形になろうかと、こう思います。また、鉄道警察隊員や機動隊員の運用によって列車警乗、列車に乗って警戒をするという形、あるいは警察車両等、列車の場合は沿線でトンネルであるとか橋梁であるとかいろいろあるわけでございますけれども、こういったところに警察車両を巡回的に走らせましてその点について警戒強化をしていくということもあります。
 また、自主警備、いわゆる事業者の方においてもこれを強化をしていただきたい、いろんな呼び掛けであるとかあるいはポスターであるとか、そういったものを積極的に活用をして、利用される乗客の皆さんから不審なものがあればその情報が得られるような形で自主警備もやっていただきたいというような形で取り組んでいるということでございます。
 現時点において、我が国国内においてテロが行われる、要するにイスラム過激派によるテロが行われるという具体的な情報があるというわけでは必ずしもございませんけれども、スペインのテロを受けてどういう形で我が国に波及してくるか予断を許さないということでございますので、ただいま申し上げたような措置を取って一層の警戒強化を指示し、現実にもう運用をしておるという状況でございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 米村敏朗

speaker_id: 16754

日付: 2004-03-19

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会