久世公堯の発言 (総務委員会)
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○久世公堯君 ありがとうございました。
道州制というものが国家の統治機構の一環とするならば、最終的には全国の都道府県がいずれかの道州に入り、道州を構成しなければならないと思っております。
そこで、実は、戦前の府県制度も官選の知事の下ではございましたが、国の普通地方官庁である府県というものと、府県知事と言った方がいいかもしれません、と地方自治体としての府県を巧みに組み合わせて、双方の長所を発揮できるように組み合わせられたシステムであったと私は思っております。
また、つい最近まで存在しておりました悪評の高い機関委任事務とか地方事務官制度は地方分権の見地から廃止をされましたが、両方の制度とも戦後直後の地方制度の改革において、国と地方、あるいは国家統治システムと広域自治システムとのはざまにおいて考えられた一つの知恵であったようにも思われます。
道州制の展望は、決してたんたんたるものではなく、かなりの時間も掛かると思いますが、是非とも国も地方もあらゆる知恵を結集して取り組んでいただきたいと思っております。
そこで、大臣にお尋ねをいたしたいんですが、今後における道州制や都道府県合併の論議の推移にもよることと思いますけれども、先ほど、市町村合併に関する特例法の関係については副大臣から御答弁をいただきましたが、道州制は地方自治の問題であるから地方自治の基幹法である地方自治法に規定すべきであるという議論と、最近では、道州制といってもこれから発足をするわけでございますので、国家の基幹的な制度にも係る制度であるから、道州制基本法あるいは道州制導入基本法というようなものを制定する必要についていろいろと論じられ始めておりますけれども、その可能性はあるでしょうか。大臣の現在の御所見を承りたいと思います。