広野ただしの発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)
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○広野ただし君 しかも、拉致されたおそれのある人たちは、かの地で亡くなったということではなくて、やっぱりみんな生きておられる、かすかな希望でも持ってやっておられるわけです。ですから、やはりそれは心底守るという姿勢がありませんと、政府に対する信頼というものはもう正に揺らぐわけです。そこができなくて何が国益だと、とんでもないことだと私は思うんです。日本の国民を守らずして何が国益だということを強く訴えておきたいと思います。
そして、それがまず前提です。そして、核の問題、ミサイルの問題、武装工作船の問題、このアジアの、北東アジアにおける安全保障の問題というものを解決をしていく。しかも、軍事独裁国家なんですから、いつまででもそこにありますと敵対行為はやまない。そうすれば、イラクでも民主化ということを言ったんでしょう、いうようなことを考えていくということが次にあるんでしょう。そして国交正常化だというような話であって、何か国交正常化がまずありきで前のめりになっちゃっている、だからアメリカからも注意をされると、こういうことでは功を焦っているというふうにしか見えないわけですね。
いや、私が行かなかったら、とても五人の被害者は戻らないでしょう、あるいは五人の御家族は戻らないでしょう。そんなことはありません。民主党が政権を取ったらもっとちゃんとうまいことやりますよ。それは何の心配もありません。ですから、自分がいなきゃやれなかったなんというのはとんでもない思い上がりなんですよ。そういう方策はどれだけでもある。
そして、特に言われるのは、向こうから否定されたらおしまいじゃないですかという考えが私は全くなっていないと思うんですよ。だから対話と圧力なんですよ。圧力を掛けなきゃ、それは軍事独裁国家なんですからね、とてもじゃないけれども、そんなもの知らぬぞと、こう言われりゃ、ぐうの音も出ないわけです。ただ待っているだけ、手もみをしながら待っているだけです。場合によっては手土産を持っていかなきゃいけない、会わせていただいたと。こんなばかげた外交姿勢を取っているわけですね。しかも、小出し小出しの外交、向こうの人質外交に乗っかっている。何名か、向こうが思ったとおり、じゃ、今度五名出そう、今度は十名出そうと、そのたびに手土産を持っていかなきゃいけない、こういう相手の人質外交ですよ、とんでもない話なんですね。
まず、原状を復帰しろということであって、お願いをして帰してもらうという筋合いではないんです。そういう強い態度を取ってもらわないとならないと思うんです。
為替の、外貨送金と、これはもう毎年三十億、表に出ているだけの大口の送金だけでそうだ。そうすると、目に見えないものを入れると数百億円、それは物価から考えますと向こうでは一兆円以上にもなるかもしれない、そういう大きなお金が日本から行っている。そしてまた、万景峰号を始めとして日本に来て、そしてまた物資を持っていくと。こういうことでは、まあ圧力を掛けるにしたって、もうざるですわね、どうにもならない。だからこそ、国会でこういういい切り札を、外交カードを作ったわけです。
そのことに対して、官房長官、総理が言っておられるのとちょっと違ってもいいですから、どんどん言ってください。どうですか。