赤松正雄の発言 (安全保障委員会)
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○赤松(正)委員 今お聞きしましたように、過去の例とも比較しても極めて大変な出動要請が出ている、こういうことがあるわけですけれども、私、自衛隊の重要な任務としての災害に対する派遣、本当に地域住民の皆さんは、自衛隊の存在に対する大変力強いものを感じた、自衛隊を本当に身近に感ずる大きなケースとしての災害に対するこういう取り組み、本当に心から、皆さん自衛隊の存在に対して喜びと感謝をしている、そんなふうに思うわけです。
これはいつも取り上げられる話でありますが、こうした自衛隊の災害対応というのとあわせまして、国内における日本の安全保障という、先ほど来お話があったような日本の防衛という観点と、それから、同時に一方で、こうした自然災害における国民の命と暮らしを守るという側面、性格は大きく違いますけれども、人間の命を守るという部分で、自衛隊が果たす役割というのは極めて重要なものがあると重ねて申し上げる次第でございます。
日本の国における自衛隊の取り組みについては、今申し上げたような点、あわせて昨今一段と、この約十三年間、あの湾岸戦争以来の国連平和協力のさまざまな活動というものも自衛隊にとって非常に重要な役割を今示してきている。さきの安全保障と防衛力に関する懇談会、いわゆる荒木懇談会というんでしょうか、がまとめられた報告書を見ましても、国際平和協力活動における自衛隊の行動というものをしっかりと自衛隊の本来任務に格上げをするべきだという趣旨の報告がなされておるところでございます。
私ども公明党も、この点につきまして、近い、今月末に開きます公明党大会における政策提案の中で、自衛隊の国際平和協力活動の本来任務への格上げということをぜひするべきだという提言を盛り込むことにいたしておりますけれども、ぜひとも今、八章雑則の百条の七ですか、こういったところに規定されているような状態というものをやはりもう少しきちっと整とんしなくちゃいけない。自衛隊法第三条にある自衛隊の役割、任務についての記述というのは、要するに我が国の安全を保つための直接侵略及び間接侵略に対する防衛ということが主たる任務として挙げられて、後半に、「必要に応じ、公共の秩序の維持に当たる」、こう書いてある。この「必要に応じ、公共の秩序の維持に当たる」というものは、どう読んでも災害というふうには読めないな。時代の変遷とともにやはり法律というものもきちっと現状に合わせていかなくちゃいけないというふうに感じるわけで、災害対応という側面あるいは国際平和協力という側面、こういったものをきちっと自衛隊法上に位置づけをするということが非常に大事だと思うんですね。
きのう大臣は所信表明、これは来週きちっとまた改めてやるわけですが、印象的だったのは、所信表明の一番最後のくだりで防衛庁の省昇格ということを最後に強調しておられましたが、私はその問題も大いに関心があり、そういうふうにしていきたいと思っておりますけれども、まず、手近という言い方は適切じゃないかもしれませんが、できることから、急がれることからやるという点では、自衛隊法の今申し上げたようなことを改正するということで積み上げていくということが、先ほど冒頭で申し上げました国民の自衛隊に対する関心というものとも相まって、名称を変えるということに先立ってそういったことをしっかりやっていくということが大事だと思いますけれども、大臣のお考えを聞かせていただきたいと思います。