赤城徳彦の発言 (安全保障委員会)
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○赤城委員 具体的にどういう安全対策をとっているかとか、どういう態勢でいるかというのは言えない部分があると思うんですけれども、これは隊員の家族初め国民が大変心配している部分ですから、御信頼申し上げていますが、十分以上に安全対策というのはしっかりとっていただきたいと思います。
さて、ちょっと別な話に移らせていただきます。
新たな防衛計画の大綱を策定する、こういうことで作業が進んでいるわけですけれども、これはそもそも安全保障環境が大きく変わってきたということが背景にあって、冷戦時代から、大量破壊兵器とかテロ、ゲリラ、そういうものが世界に拡散をする、そういう時代。そして、自衛隊が海外でさまざまな面で活動しなければならないというふうに任務が多様化しているとか、そういうふうなことを受けて大綱の見直しが必要なんだ、基本的にそういうことだと思います。
そこで、一部には、冷戦が終わりました、大規模な着上陸のおそれはほとんどない、だから自衛隊の規模を縮小してもいいんだというふうな考えがあるように聞いていますが、それはむしろ違うのではないかなと思うんです。テロやゲリラの危険が増していますということは、テロ、ゲリラは少数で散発的で大したものではないと思ったらそれはとんでもない話でありまして、例えば平成八年に韓国の江陵で起きた事案、北朝鮮の潜水艦が上陸して武装工作員が潜伏をした。その山狩りをするために、これは二十六人の特殊部隊なんですが、これを掃討するために韓国陸軍が最大で六万人、五十日間かかった。わずか二十六人のためにこれだけの人員が必要だと。
まして、九・一一同時多発テロ、こういうふうに言われるように、テロというのはあちこちで同時多発にやることができるわけで、そうしますと、これは大変な人員がむしろ必要になってくる。今までと時代が変わったということはそういうことなんだということをはっきり説明をしていかなければいけないと思います。
これは防衛庁の資料で、テロ、ゲリラ、特殊部隊の攻撃への対処に、原発等の施設を防護するために十二万人、撃破するために八万人必要ですと。もうこれだけで二十万人です。そのほかに基盤的な部分で何万人か必要ですから、防衛庁案で十六万二千人陸上自衛隊がいればいいということですが、私はもっと、これはプラス四万人ぐらい必要なのではないかな、こう思うわけですけれども、そこら辺は初めから抑制的に、これだけで何とかやります、振り回します、こう言うのではなくて、本当にこれは大変な時代になったんだ、人員が必要なんだということを主張すべきではないかと思いますけれども、長官、いかがでしょうか。