赤城徳彦の発言 (安全保障委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○赤城委員 今私はテロ、ゲリラのことだけでも大変だ、こう申し上げたんですけれども、本当は大臣おっしゃるように災害派遣もあるし、国際任務もある。しかも、そういう国際任務は本来任務に今後は格上げしなきゃいけない、そういう状況になっていると思います。
 私、以前、インド洋でのテロ対策支援活動のときにイージス艦を派遣する、こうなったときに、もともとぎりぎり最小限しか自衛隊はないはずなのに、何でインド洋に派遣できるんだ、派遣をすれば日本周辺に穴があくのではないかというふうに問われて、それはもうぎりぎり最小限なんだけれども、その中でぎりぎりやりくりしているんですみたいな答弁をした覚えがありまして、これは、本来任務に支障のない範囲内でやるというふうなことであれば、それはそれで仕方がないのかもしれませんが、しかし、海外での活動も本来任務だ、いずれも大事なんだとなったときには、ぎりぎりの中でやりくりしていますではこれはもう済まないと思います。
 それから、弾力的にというお話でしたけれども、まさに今、災害派遣で現地で自衛隊が活動している。現地の人たちにとってはなくてはならない存在です。海外で活動している人たちももちろん。そういうときに、弾力的だから、これ戻ってこいとか、こっちを引き揚げてこっちに回しますというわけにはやはりいかない。それだけいろいろな任務があれば、それに応じて人員というのは必要になってくるんだろうなと思いますので、できるだけ効率的な運用をするということではございましたけれども、それほどいろいろな面で必要なものは必要になっているんですということもぜひ訴えていく必要があるんだと思います。
 それから、ちょっと時間もなくなってきましたので一つお願いをしたいと思うんですが、米軍のトランスフォーメーションに関して、外務大臣も言われていますけれども、我が国のスタンスとして、米軍の抑止力の維持と、それから沖縄を初めとした基地負担の軽減、こういう視点で取り組んでおられるということであります。
 これは一つ大事な側面ですが、もう一つ大きな、なぜアメリカはこのトランスフォーメーションを考えているのかというと、先ほど来の話にあるような、世界の安全保障環境は大きく変わってきている、テロ、ゲリラ、大量破壊兵器の拡散、しかも不安定の弧と言われる地域がある、そういうところへ機動的に対応していかなきゃいけない、大きな枠組みでアメリカはこのトランスフォーメーションをとらえています。
 それに対して我が国が、抑止力の維持、日本を引き続き守ってください、しかし負担は軽くしてくださいという、我が国の事情だけをお願いするという立場ではこれはいけないと思うんです。我々も、こういうテロ、ゲリラの脅威、新たな脅威というのを共有していますし、現にインド洋やイラクでさまざまな活動をしているわけでありますから共通の認識を持っていますし、これから日米のそういう面で多面的な協力というのがまた必要になってくると思います。
 この点について、安防懇、安全保障と防衛力に関する懇談会報告でも、この米軍の変革について、幅広い包括的な戦略対話の契機ととらえて積極的に協議を進めるべきであるとか、日本の防衛や周辺地域の安定のみならず、国際社会全体の着実な安定化によって我が国の脅威の発生を予防する、そういうことを目指す必要があると。さらには、日米安保共同宣言や新たな指針、こういうものを策定すべきであるというふうに指摘をされています。そういう視点がやはり必要だ、こう思っております。
 新たな安保共同宣言、新たな指針、こういうことについて両大臣どういうふうにお考えか、お尋ねをいたします。

発言情報

speech_id: 116103815X00420041111_018

発言者: 赤城徳彦

speaker_id: 7544

日付: 2004-11-11

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会