冬柴鐵三の発言 (政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会)

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○冬柴議員 私も山名委員と同じ意見でございます。
 帰化をするかしないかということは、すぐれて、その個人の意思が尊重されてしかるべき基本的人権の中核にあると私は思います。日本国憲法二十二条二項にも、何人も「国籍を離脱する自由を侵されない。」こういう規定があります。また、世界人権宣言十五条の二項にも、「何人も、ほしいままにその国籍を奪われ、又はその国籍を変更する権利を否認されることはない。」こんな規定もあります。
 すなわち、こういうものを見てみますと、何々するためには国籍を変更する、すなわち帰化したらいいじゃないかというのは、これは乱暴な意見だと私は思います。
 もし、私が外国へ行って、そして同じような立場にあったときに、日本国籍を放棄すればこうしてあげようと言われたときに放棄するだろうかと考えたときに、私はやはり、自分の父や母、祖父や祖母をはぐくんでくれた日本のこの国、文化や伝統そして豊かな自然を持つこの国を離れることは絶対にないと思います。私は、そういう考え方を持つのが人情だろうと思います。
 しかしながら、帰化したいという人に対しては、日本の国はもっと今以上に簡略にと申しますか、すべきだと思いますけれども、帰化しなければ不利益を受けるというようなことは許されない、こういうふうに私は思っています。

発言情報

speech_id: 116104577X00220041116_025

発言者: 冬柴鐵三

speaker_id: 30508

日付: 2004-11-16

院: 衆議院

会議名: 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会