2004-11-05
参議院
阿部正俊
イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会
阿部正俊の発言 (イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会)
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○阿部正俊君 自民党の阿部正俊でございます。短時間でございますけれども、質疑をさせていただきます。
総理、大変、我が委員会に御出席いただきましてありがとうございます。御苦労さまでございます。
最初に、人質事件ということでございますが、香田さんがイラクで武装組織に誘拐されて殺害されたと。誠に残念でございます。心から香田さんの御冥福をお祈りする次第です。
ただ、全く関係のない、罪のない日本の若者を人質に取りまして、あえて残虐非道な手段で殺害をして、国の主権でございます自衛隊の派遣ということについて変更を迫るというふうなものは、誠に道理が通らないということであり、深いというか強い憤りを覚えるものでございます。
そういう中で、今回の事件の処理に当たりました政府の対処の仕方、総理の対応の仕方、それぞれ適切なものであったというふうに私は考えております。
さて、今日はそれも含めてイラクの問題について、最近の状況等について、二、三、短時間でございますので総理の簡潔な御答弁をちょうだいできればというふうに思いますので、お尋ね申し上げます。
第一点は、現在約八百名の隊員がイラクあるいは、まあ、イラクに復興の支援の任務に当たっているわけでございますけれども、この自衛隊派遣ということはいろんな考え方、評論がございますけれども、我が国自身の判断で、我が国自身の言わば広い意味での国益といいましょうか、自主的な判断で行ったんだということを、やはり再度確認しておかなきゃいかぬことなんじゃないかというふうに思っています。
ただ、そうはいいながら、派遣してから相当の期間もうたちます。あと、御存じのとおり、せんだって大統領選挙も、深くかかわりのある米国の大統領選挙もありました。いろんな意味での状況の変化もございます。
そういう中で、今改めまして我が国がなぜこのイラクに、ある意味では苦しい道でしょう、だけども行かなきゃいかぬというふうなことでの一つの自衛隊派遣ということをやっているわけでございますので、その自衛隊をイラクに派遣し、復興支援に協力していくというふうな我が国の立場、考え方、これからの展望ということについて簡潔に改めて総理にお語り、国民に向かって話してもらいたいというふうに思います。言わば、嫌々ながらやるんじゃないんだというふうなのが基本だと思うんです。我が国としての、つらいけれども勇気ある決断といいましょうか、という中での苦渋の選択ではないかと思いますので、そうした趣旨での御発言を総理からの口から語ってもらいたいと、こんなふうに思います。よろしくお願いします。