渡辺芳樹の発言 (厚生労働委員会)
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○政府参考人(渡辺芳樹君) 公的年金制度が国民の理解の下に初めて成り立つ、また持続していくということは先生おっしゃるとおりでございまして、私ども政府、担当の役所といたしましても、あらゆる機会を通じて国民にその年金の基本的なところをしっかり御認識いただくべく、様々なチャネルで努力をしていかなければならないというものであると思います。
ただ、その場合にも、現下の情勢の中では、御指摘もいただきましたように、私どもの行政のこれまでの反省すべき点、行政運営の、あるいは組織の様々な諸問題について真摯に反省をしっかり国民の方々に言葉と姿勢で伝えながら、併せてこの年金の基本というものについての御理解を賜る機会を積極的に作っていく必要があるというふうに考えております。
今、少子高齢社会が、そのスピードが世界に例を見ない中でのこの年金問題、しかも、十年、二十年というよりも、今の若い方々のことを考えれば五十年、百年のタームで国民的な御理解をいただかなければならないものでございますので、これからは必ずしも、どこかで神風が吹くということではなく、それぞれに、保険料を負担する立場、受給される立場、あるいは運営する立場、それから制度を支えるために国庫負担を投入する立場、それぞれが困難を超えて我慢をして、そして成り立っていくものだということを、例えば中学校、高校生の教育課程においても文科省の御協力も得ながら年金教育を進めていくということを含めて、様々な努力をさせていただきたいと考えております。