2005-07-13
衆議院
大古和雄
国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会
大古和雄の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)
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○大古政府参考人 イラク人道復興支援特措法に基づく自衛隊の部隊の最近の活動状況について御報告いたします。
現在、五月二十八日に第五次群から任務を引き継いだ第六次群においては、安全確保に十分配意しつつ、ムサンナ県内のルメイサ、サマワ、ワルカ、ヒラル、ダラージ、ナジミ及びヒドルにおける学校補修、サマワ及びルメイサにおける道路整備、ワルカ及びルメイサにおける浄水場補修等を引き続き実施しています。これらの活動により、これまで一日当たり三百人から千百人程度の雇用、一日当たり平均、四月約八百三十人、五月約八百七十人、六月約九百五十人及び七月、十一日までで約八百二十人を創出しているところです。また、医療支援活動についても、継続して実施しております。
なお、七月七日、イラク復興業務支援隊の第四次要員がサマワへ到着しております。
五月十二日以降のサマワ周辺の情勢について、主な事件等は以下のとおりです。
五月十八日、宿営地北西二キロメートルの地点においてイラク警察が迫撃砲弾五発を発見したとの情報を得ております。
五月二十三日以降、日の丸や日本を批判する内容の落書きを複数回確認し、また、通行中の陸自車両に対する投石も発生しました。
六月二十三日、サマワ市内において、道路改修工事の竣工式へ向かっていた陸自車両四両の近傍で、IED、簡易爆弾が爆発し、車両一両のフロントガラスにひびが入り、右側面のドアがへこむ等の被害が発生しました。この事案の背景等の詳細についてはイラク治安機関等で捜査中ですが、ムサンナ県評議会が本件につき反対の意思を表明し、県知事に対し自衛隊の安全確保を全会一致で要求する等の反応があります。
六月二十八日、サマワ市中心部において、雇用問題等への不満を背景とした数百人規模のデモが発生し、デモ参加者の一部と警察が衝突し、死傷者が発生したとの情報を得ております。
六月二十九日、ロケット弾がサマワ市内に着弾したことを確認しております。
六月三十日、現地部隊において、サマワ市街地方向で西から東に走る閃光及び二回の爆発音を確認しました。ロケット弾が二発発射されたとの情報を得ております。
七月四日、現地部隊において、飛しょう音及び着弾音らしき音を数回確認しました。翌五日から宿営地内外を捜索したところ、宿営地内の空き地において、弾着痕を一個発見しました。なお、砲弾の回収については、砲弾が地中深く潜っており、回収作業に伴う危険性が高いことから断念したところであります。
また、宿営地外を捜索した結果、宿営地外南東部の周辺で弾着痕を四個発見しており、引き続き調査を進めることとしております。
これらの事案において、現地部隊の人員に異状がないことを確認しております。
なお、現地部隊においては、六月二十三日以降、六月二十九日にキャンプ・スミッティにおいて多国籍軍との調整を行ったことを除き、慎重を期して宿営地外における活動を見合わせてきましたが、七月十二日、部隊の安全確保に十分配慮した上で、サマワ市内の養護施設における施工状況確認等を実施したところです。
航空自衛隊の部隊については、五月十二日から七月十二日までの間、我が国からの人道復興支援関連、陸自関連及び関係各国、関係機関等関連の人員、物資の輸送を計十八回実施したところです。
引き続き、イラク国内の各飛行場の安全性や輸送ニーズ等を慎重に勘案しつつ、C130機による輸送を行ってまいります。
以上でございます。