岩永峯一の発言 (農林水産委員会)
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○岩永副大臣 私も政務官もさせていただいて、今こうして副大臣もさせていただいておりますので、本当に農水省には御縁をいただいております。だから、農水省へ御縁をいただいて政務官をした当時に、食糧庁の改革、そして食糧事務所の定員についても、これは削減すべきだということで、十年で三千人の削減、それから統計事務所も、今、平成十七年から五年間で千百人の削減を目指す等々、本当に改革の矢面に立ってきました。そして、一国家公務員が果たさなければならない役割というのは、私はそう小さいものではないと。だから、それを効率的に、大きく働いていただくのが、我々こうした立場をいただいた者のリーダーシップだ、このように思いながら、本当に農水省内部の強い改革を進めてきたわけでございます。
ただ、そうした過程の中で、では、削減、削減、スリム化ということで本当に国家的責任が農水省で果たせるのかという部分も、やはりきちっと受けとめていかなきゃならない。御承知のとおり、今四〇%の供給力で、世界の人口が六十三億から、五十年間に九十億になる。そうしたら、これから十年ごとに大変食料欠乏の時代が日本に来る。世界の人口はふえ、そして自給率がそう大きくならない、なおかつ、今、世界の輸出国が、中国のように輸入国に転ずる、そういうことを考えたときに、やはり農水省の果たさなきゃならない責任というのは大変大きい。そういうことを考えますと、むしろ今いる職員がもっと努力をし、もっと広域的に、もっと精力的にやはり役割を果たしながら国民の負託にこたえていく、そういう役割を果たさなきゃならぬと。
こういうようなことを考えましたときに、私は、スリム化も大事だけれども、ある人間を三倍にも四倍にも働いていただいて、そして来るべき国家の大きな責務のために、また食料安全保障、こういう部分のために、食料の安全のために実はこれからどう働いていくかというようなことを主眼に置いて考えていきたい、こういうことでございますので、スリム化以上に大きくやらなきゃならぬ部分も御理解をいただきたいと思います。