岩國哲人の発言 (予算委員会)

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○岩國委員 貸倒引当金が積まれておりまして、そしてその結果として、その分国庫収入は減少するわけでございます。説明としてはまことに理路整然。しかし、結果として国民の財布を傷めるということには全く変わりはありませんね。
 どこか外国のヘッジファンドでも買ってくれるという話でもないし、民間の証券業界の積み立てた基金が、今から七年前、そこの席に座っておられた三塚大蔵大臣は、証券業界の積立金でその債権を買い取らせる、そういうことも視野に入れてという説明をされたはずです。今は証券業界のショウの字も出てこない。
 日銀と財務省とのやりとりで、結果的にはどっちへ転ぼうと、国民の懐にツケが寄ってくるということしか考えておられないんじゃないですか。それはおかしいと思いますよ。この席で三塚大蔵大臣が答弁されたその原点に返って、しっかりと業界と話し合うべきではないかと私は思います。そのことを要望して、次の質問に移ります。
 竹中大臣に質問いたします。
 経済の実態と関連しまして、竹中大臣が名古屋で今月、二%成長を期待したい、それが実現するならば三十二年後に国民の所得は倍になると。おめでたい席だからこういうおめでたい話もされたでしょう。所得が倍になる、久しぶりにこの懐かしい言葉を聞かせていただきました。
 所得は三十二年後に倍になる、そのときに国民の借金はどうなっているんでしょうか。今のお立場は、評論家でもなければ、業界の一経営者でもありません。国会の議員であり、そして内閣の一員であれば、いい方の話だけではなくて、三十二年後に二%成長で、そういう数字をおっしゃるのであれば、三十二年後に国の借金の方はどうなっているのか。国民の方から見れば、所得が倍になる話よりも、早く借金を減らしてほしい、そういう気持ち、不安の方が今は強いんじゃありませんか。三十二年後の話をされる以上は、三十二年後の国の借金もちゃんとポケットの中に持っているはずだと私は思います。お答えください。

発言情報

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発言者: 岩國哲人

speaker_id: 12438

日付: 2005-01-28

院: 衆議院

会議名: 予算委員会