伊藤公介の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○伊藤(公)委員 おはようございます。自由民主党の伊藤公介でございます。
 いよいよ締めくくりの質問ということになりました。
 小泉内閣になって、ことしで四回目の予算編成ということになりました。この間、内外ともにまさに激動の連続ではなかったかと思います。総理を初め皆さんも、それぞれのポジションで、構造改革に向けて内閣一丸となって取り組んでこられました。
 小泉内閣が発足した十三年当時、まさに、三月危機であるとか、次々と危機的な状況が伝えられていました。特に、金融パニックが起きるのではないかという大変な状況もございました。しかし、今や不良債権問題は確実に終結の方向に向かいつつあるように思います。そして、地域経済にはなおいろいろな問題があることは私も肌身で感じますけれども、大枠、日本の経済は前向きになっているというふうに私は思います。小泉構造改革の中で、財政出動をしないで、じっと、将来にツケを回さないという前提でさまざまな改革に取り組んできました。もちろん、道半ばの感もございます。しかし、今民間は、もちろんリストラもしたし、そして経営改革をして、自力で新たな方向に挑戦を続けているように思います。
 これは、最近、道路公団であるとか、あるいは医療制度の改革だとか、あるいは地方税財政の改革であるとか、内外にいろいろな抵抗があるけれども、しかし、積極果敢に大きな風穴をあけてきた、私は率直にそう思います。いろいろ重要な問題に、党に任せて全部できるという状況でもない。もちろん官僚の話を聞いていてできるわけでもない。そういう意味で、この構造改革は大変なエネルギーの要る仕事だ、多分総理もそうお考えいただいていると思います。
 限られた時間であります。
 これは私が申し上げるのではなくて、最近新聞で、総理のこれまでの構造改革に取り組んでいる状況を評価されて、首相は聞く耳を持たない、頑固だという声もあるけれども、非常に一般大衆にわかりやすいという声もある。抵抗勢力とぎりぎり限界を見きわめる勘どころがある。あるいは、感性で動いているようだけれども、クールに計算できる人だ。最後に、最後まで追い込んでしまうことをしない、寸どめが小泉総理の手法だと。これは私が申し上げるのではなくて、ちゃんとした新聞の評価であります。
 私は、これからのいろいろな質問の中で申し上げるわけですが、寸どめの手法というのも、私は空手をやってきて、今地元の空手の会長ですからこれもよくわかりますが、最近、大衆に人気のあるのは、評価の高いのはK—1やPRIDEです。これは殺しはしないんですけれども、ノックアウトするんですね。私は、これから本丸に迫るわけですが、郵政改革などには総理が新たな決意で臨んでもらいたいということをまず申し上げておきたいと思います。
 そこで、私、日米安保協議、2プラス2から質問をさせていただきますので、ちょっと順序が変わりますが、世界の中の日米同盟ということについて、まず総理に伺いたいと思います。
 2プラス2の日米両政府は、今後の日米同盟の再定義と在日米軍再編の基本指針となる共通戦略目標に合意をしました。2プラス2の成果は、これまでのことを合意したというだけではなくて、世界の環境が変わってきている、さまざまな出来事がありました、そういうことを受けて、日米が共同して、かつて極東からアジア太平洋地域に拡大された日米同盟協力の範囲を、さらに地球規模に拡大することに合意をされた。これは、基本的には日米のグローバルな協力関係を念頭に置いたものと私は理解します。
 今後、地球の裏側でも日米が協力をして活動していくようになるという意味で、今回の2プラス2も私は大いに意義があったと思うわけであります。つまり、自衛隊を海外に派遣するための恒久法の制定なども今いろいろ議論されているようでありますが、こういうことも含めて、私は無関係ではないのではないかというふうに思います。
 総理は、日米協力は今後どのようにあるべきと考えられているか、また、協議はこの後どういう日程で進められるのかをまずお伺いさせていただきます。

発言情報

speech_id: 116205261X02020050302_004

発言者: 伊藤公介

speaker_id: 33876

日付: 2005-03-02

院: 衆議院

会議名: 予算委員会