伊藤公介の発言 (予算委員会)
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○伊藤(公)委員 それから、在日米軍の再編協議と基地負担の軽減について伺っておきたいと思います。
私は、学生時代から沖縄返還運動に参加してきた一人であります。最近も、沖縄に行くたびに、もちろん、日本の安全保障とか、あるいは日米関係ということを考えると、沖縄の基地の存在というものを認識しなきゃなりませんが、やはり沖縄の基地というものは、少なくとも削減をしていくべきではないかとずっと考えてまいりました。
実は総理も、昨年の十月に、沖縄の負担軽減問題について、沖縄以外の都道府県のどこかに持っていく、日本政府は考えて、自治体に事前に相談しなくてはいけないこともあるかもしれない、自治体がオーケーした場合には、日本はこういう考え方を持っているということでアメリカと交渉をするということも述べられています。
最近、先週だったと思いますが、NHKの町村外務大臣の討論、私の記憶が定かであるかどうかちょっとあれなんですけれども、辺野古以外の可能性も排除しないという討論があったようにも伺うわけであります。
つまり、私は、最近のアメリカの国際戦略、そういう中で日本の基地というものに対してどういうように考えているんだろうか。アメリカはアメリカとしての戦略があるし、日本は日本の戦略があって、そういう中で日米が密接な協力をしながら世界に貢献をしていくということだと思います。一連の流れを見ていると、アメリカの司令部というものはさらに日本で強化していく、しかし基地はやや削減をしていくという方向にあるのではないのかな、もしそうだとすれば、それは新しい展開だと私は思います。長年日本に在日米軍基地が、世界のどこを見ましても、大変、日本には独立国家の中に至るところに基地がある。こういう状況は、世界の情勢が変わっているときには、日本は日本としての外交防衛という戦略があっていい。
しかも、外交防衛問題について、これほど総理自身が最前線で国会の論戦をしてきたことも珍しいことであります。だから、日本の外交が、あるいは安全保障が、国際社会の中でもきちっと見えるようになってきたんじゃないでしょうか。今、日米関係がかつてない緊密な関係にあるときに、私は、日本の外交防衛というものがしっかりと見える、さらにそういう方向で努力していただきたいと思いますが、基地負担の軽減についてお伺いをさせていただきます。