柳井俊二の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○参考人(柳井俊二君) 三番目の御質問でございますが、小泉外交につきましては、私、御質問の、中心ではございませんけれども、日米外交については、小泉政権発足当初まだワシントンにおりましたので直接拝見をいたしました。その後も関心を持ってフォローしておりますが、日米外交につきましては非常にうまくやってこられたという印象を持っております。日米関係が今ほど緊密になり、同盟が強化されたことはないというふうにさえ思っております。
それに対しまして、中国、韓国等、特に東アジア諸国に対する外交につきましては、率直に申しまして、もっと関心を払っていただいた方がよかったかなというふうに思います。若干具体的には、先ほど小島先生からもお話ございましたが、靖国神社の参拝につきましてはもう少し説明をしていただく必要があったと思いますし、また説明が可能であったという気がいたします。例えば、靖国に参拝される趣旨は、やはりさきの大戦で亡くなった日本の国民、兵士、一般の霊を慰めるということであって、何もその戦争犯罪人の行為を正当化するものではないんだということをはっきり言われれば、これは中国にも相当通じるものがあるのではないかというふうに思います。
それから、繰り返しになりますが、先ほどちょっと触れましたけれども、やはり歴史共同研究というような形、あるいはより広く人の交流というようなことを通じて相互に、中国、韓国と相互に歴史認識についてよく話し合うということが必要であろうと思います。
それから、これは向こう側の問題でございますが、やはり戦後の日本は戦前の日本とは違うんだということをもっと中国人、また韓国人、特に若い世代に知ってもらう必要があるというふうに思います。したがいまして、ここは向こう側の問題ではございますが、我が方でもできることがあるのではないかという感じがいたしております。