長谷川憲正の発言 (総務委員会)
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○長谷川憲正君 先ほどの赤字額と、今おっしゃった一・六五という利回りを前提にして考えますと、特定局の郵便貯金、簡易保険の赤字千百八億円、これを生み出すための基金というのは私の計算ですと六兆七千百五十二億円。巷間伝えられるところによりますと、この基金は三種、四種の低料郵便物の赤字も埋めるということを考えているようでありますが、これが平均すると二百五十億円ばかり毎年あると思いますけれども、これを足し込みますと千八百六十五億円ということになりまして、十一兆、いや、千三百五十八億円、訂正します、千三百八十五億円になりまして、八兆二千三百三億円、八兆円を超える基金が必要だという計算になるわけですね。
こういう基金をどこから出すのかなと、政府案をよく見ますと、貯金の会社と保険の会社の株を市場で売ってその売却益で出すと、売却額ではなくて益から出すというんですけれども、そんなに多額の利益が果たして出るんでしょうか。
で、私は、そういう無謀な計算の上に郵便局を維持するというような、郵便局を法定で守るというようなことが言われておりますけれども、そういう非常に安易な計算の上に乗っているとしたらこれは大変なことだと思うんです。独立採算ですから、経営が成り立たなければ郵便局は保てないわけでございます。
それ以外にも私は随分ずさんなことが一杯政府の案で目に付くわけでありますけれども、今日は民営化準備室からもおいでをいただいておりますのでお聞きをしたいと思うんですけれども、この民営化に伴って、例えばシステムの改修というようなことも言われております。それも短期間で、リスクをしょってやらなければいけない大変な私は委託額になるんじゃないかと思うんですけれども、全体で民営化の費用、幾らぐらいと見積もっておられるのかお聞きしたいと思います。