赤松正雄の発言 (安全保障委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○赤松(正)委員 私は、この問題は、よく防衛庁長官がサマワについて、ほかの地域と比較して安定している、比較的安定している、こう言われますよね、私は行ったことないんですが、そのとおりだろうと思います。ということは、イギリスやオーストラリア、サマワの地を守る外国の軍隊、そのことの必然性、必要性というものも当然、今大臣おっしゃったように、いろいろなケーススタディーをやっている、こんなに平和、こんなに安定している、おれたちがいなきゃいけないのかというような話、そういうことは当然私はあっていい。つまり、撤収するのは、危険だから、いなくなっちゃったら危険だというのではなくて、むしろ全く逆に、非常に平穏な事態が続いているがゆえに、これはイラクの国軍でいいんじゃないのか、こういう話の方が非常に自然にすとんと落ちるんですが、このことについて、後で御答弁いただくときにそれについての見解を述べていただいてもいいんですが、私はそんなふうに思うんです。
 いなくなるから、ほら大変だというんじゃなくて、それぐらいに、ほかと比較すれば安定している、だから私は、米軍の再編じゃなくて英豪軍の在イラクのいわゆる再編、どこをどこに置くのかということについて、彼らだって、より効果的に自分たちの軍を配置するというのは当然考えるわけですから、サマワにどれだけ人数がいるか私は承知しておりませんけれども、こんなに置くということは余り効果的じゃないんじゃないのかということは、当然あって、必然ではないか、そんなふうに私は思っています。
 だからどうかということですけれども、私が思いますのは、イラクにおける日本の自衛隊の皆さんの活動というのは、やはりこの二年ですか、非常に着実な進展ぶりをしてきた。本当にすごい成果を上げておられると思うんです。
 私どもの神崎代表が、仮に撤退するとしたら四つの条件があるというふうなことを申し上げて、小泉大臣も非常に大事な視点だというお話がありました。これは、撤収するどうこうというよりも、四つのうちの一つにあります人道復興支援という仕事が全部終わったときというふうな項目が非常に私は大事だと思うんですけれども、いわゆる戦闘地域、非戦闘地域だとか、あるいは日本の陸上自衛隊の皆さんの安全が確保できなくなるという次元の話ではなくて、むしろ仕事として一区切りつくという、ついてきかけているという方が私は大きいと思う。したがって、これはぜひ、どこかですぱんとやめてどうというのではなくて、うまく日本のイラク・サマワにおけるプレゼンスというものをしっかりと貫いていくということが大事だ。
 そこで、この間、八月の初め、今から思うと解散五日前だったんですけれども、テロ特で大野大臣とやりとりしたことを思い出していただきたいんですが、要するに、ウンムカスル湾の、チグリス・ユーフラテスの河口における、いわゆるしゅんせつ、それに伴う機雷除去、この問題について私は質問しました。
 今回について、ちょっと申しわけない、正確に質問通告していないんですが、この問題について、あのとき大臣はそういう要請がないとおっしゃいました、要請がないと。国際社会においてそういう要請が仮にあったら、それはまあ別途考えるというような趣旨の御答弁でした。現実は、その時点で、あの八月三日の時点では、全然事情を承知していないとおっしゃっていました。
 私が質問して、その後事情を調べられたのかどうか、そして、それはまだ、急に言われてわからないというならそれでもいいんですが、ぜひここでお答えいただきたいのは、仮にサマワにおける今の自衛隊の仕事が一段落すると仮定しますね。では次にどうするかといった場合に、先ほど岩屋委員との質問のやりとりにもアフガンとのことでありましたけれども、今の特別措置法、イラク特別措置法における規定からいきますと、自衛隊の仕事は、それ以外は何もできないということでいいのか。あるいは、先ほど言った、この間の答弁では、機雷除去なんという仕事はできない、今の特別措置法ではできない、仮にそういう要請があったら、それは新たな特別措置法をつくるのか、どういう手だてを講じたらそういう仕事ができるのかというポイントが一つ。
 それから、もう一つは、次々と言って申しわけないんですが、外務大臣、つまり、自衛隊が今サマワでやっている仕事というものの次に来るものというのは、結局、ODA、外務省の皆さんが今もう既にイラクで展開している、そういうODAを中心とすることにつながっていくのか。それとも、その間に何か、ODAの仕事というものと今サマワで行われていることとの間に何かできることはないのか。その辺のことをイラクの撤収、出口を探るという行為の中で検討されておるのかどうか。いや、全然そんなことは検討していませんならそれでもいいんですが、どういうふうに今のイラクにおける事態というものを、日本が果たしていく役割という観点の中で次に来る仕事というのは何を考えておられるのか。何も考えていない、それは後は当然ODAの仕事になるんだというんならそれでもいいんですが、その辺のお考えを聞かせていただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 116303815X00220051007_026

発言者: 赤松正雄

speaker_id: 4375

日付: 2005-10-07

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会