赤松正雄の発言 (安全保障委員会)
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○赤松(正)委員 今、外務大臣から答弁ありましたように、なかなかシームレスでいくのは難しいという率直な御意見がありました。
私は、先ほどというか、八月に述べたこともあるように、日本の商社等においてもそういうさまざまなイラクにおける日本ができることという観点で、民間でもいろいろ考えているわけでありまして、日本がただずっとサマワにおける今のような状況を続けていくということに安住しているのではなくて、もちろん安住しておられないと思いますけれども、先ほど来、知恵をひねるという話がありました。総理大臣も、日本が主としてどういう役割を果たすことができるかという点を踏まえながら総合的に判断をしたい、こういう判じ物みたいなことをおっしゃっていますが、ぜひとも、私が申し上げたような点も踏まえて、いろいろな可能性を探りながら、どうつなげていくかということをこの十二月十四日までの段階、しっかりとお互いに考えていきたい、そんなふうに思います。
次に、日米の米軍再編をめぐる協議に関する点でありますが、時間がもう五分になってしまいましたので、かいつまんで申し上げますけれども、実は、この問題について大野長官あるいは町村外務大臣がどういう発言をしておられるのか、つぶさに、正確に、きちっと掌握したわけじゃありませんが、いろいろな新聞報道だとか、あるいは国立国会図書館、権威のあるこういう国会図書館の「調査と情報」、こういったものも見ました。しかし、なかなか確たることは出ていない。
一方で、大野長官は、新聞報道について、ある委員がそれをもとに質問したら、ほとんど新聞報道はうそ、でたらめだということをおっしゃっている。ちょっと正確に言うと、「報道はすべて大間違いだと言うと言い過ぎになりますけれども、まだまだ何も決定していないという状況でございます。」こう言っておられて、四月二十六日の時点では、例えば、日本からもやはり提案すべきことをきちっとアメリカ側に訴えていこうじゃないかということで、基地の共同使用の問題、管理権の問題、そしてもし遊休施設があるとすればこの遊休施設についても洗い直しをしていこう、こんなふうなことをおっしゃっている。
それで、でたらめが多いということは、大臣だけじゃなくて、私たちが通常接触する日米交渉に当たっている当事者の方もそう言うんです。これは、こういう権威ある「調査と情報」の中には、その報道をもとにしたことが書いてある。だから、やはりこれは、きちっと、残念ながら時間が短くなっちゃって余りきちっと言えないかもしれませんが、こういう場を通じて積極的に現状を言っていただくことが大事だと思うんですね。
それで、私は四つの切り口があると思うんですね。これで、その四つの切り口でいいのかどうかの確認を含めて現状を、国民の皆さんに訴えていただけることの範囲で言っていただきたい。
一つは、この米軍再編といった場合に、一言で言えば、これは総理がよくおっしゃる、私たちもそう認識しているんですが、いわゆる抑止力の維持強化、同時に、日本の基地負担の軽減。この一つの命題があって、その中に、それを構成する要件というのは私は四つあって、一つは、アメリカの具体的な配置変化。これが一つ。
それから、もう一つは、それに伴って日本に求める機能の強化。日本が果たす役割、そういう機能部分における強化。
三つ目は、さっき大臣の発言を引用しましたけれども、いわゆる日本の基地、在日米軍基地で不要なものがあるかどうか、そういう不要なものについてはしっかり返還をしていこう、そういう側面、日本側から見た基地のありよう。
四つ目は、財政的な問題、いわゆる特別地位協定の話でございますけれども、いわゆる一般的に思いやり予算と言われているものも含めて、そういう財政面的負担というものをどうするのか。
今言った四つ、上二者はアメリカ側からの意向、下二つは日本側の意向、こういうことを踏まえて交渉しておられるんだろうなと新聞報道を見ている普通の人間は思うんです。それはすべて大間違いでしょうか。