榛葉賀津也の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○榛葉賀津也君 世論の高揚、そしてGDP七%以上の経済成長をここ数年続けているロシアということは分からないでもないんですが、この大きな絵としては、中国とロシアが政治、経済、軍事的にも接近してきていると。日中関係が悪化するほど中ロ関係の価値、この関係の価値というものが上がってきていると。その影響としてパイプラインであるとか、無論、北方領土の問題であるとか、日本が不利な立場に立たされやすくなっているという大きな構図が見えるわけでございますが、他方、ロシアの国民感情というのは決して日本には悪くない。日本におりますと、どうしても中ロの関係がクローズアップされ、パイプラインや領土問題、中ロ関係を強化して、また国連安保理の問題もあり、日本がアイソレートされているんじゃないかというような論調も報道であるんですが、ロシアの現場を見ますと、非常にロシア国民の、日本ブームというのもあるんでしょうけれども、日本に対する理解は高まっていると。
ある報道によりますと、民間調査機関の国際社会学調査センターというところがロシアで世論調査をやった場合、日本が好きだと答えたのは三七%で、フランス、ドイツに次いで三位。嫌いというのは三%しかいないんですね。じゃ、中国どうかというと、中国を競争相手とみなしているのが四七%もおりまして、中国を友好国だと答えたのはたった七%しかないという、この大きな政治での戦略と実際のロシアの国民感情とは大分ねじれているなと。北方領土を日本に返すべきだという人も実は非常に多くロシアの中にもいるという数字も私はお伺いしているんですが。
プーチン来日まで一か月を切りました。今恐らく様々な交渉がなされているとは思うんですが、こういった政治的な流れと現場の温度差を考えて、日本の対ロ戦略、この力点というのは局長的にはどの辺に置いていくつもりですか。