愛知和男の発言 (外務委員会)

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○愛知委員 大臣言われるとおり、大使の役割というのは、まことに多岐にわたって、大変大きな役割をますます担うということでございますが、細かい具体的な内容はともかくとしまして、大使というのは日本の国を代表している日本の顔ですよね。この大使が日本の国の代表ということは、つまり言いかえるとどういうことかというと、私は、日本というのは民主主義国家ですから、日本の国の代表というのは、日本のだれか特定の人の代表ではなくて、言ってみれば、日本の国民の代表だと言ってもいいと思うんです。
 日本の大使の選び方というのは、総理大臣が指名をして、そして天皇陛下が辞令を出すというプロセスで大使になりますね。こういうプロセスの中で、日本の国民の代表だというお墨つきを与えるプロセスは実はありませんよね。僕はこれが大問題だと実は思っているわけでございます。
 アメリカは、大臣よく御承知のとおり、大統領が大使の指名をいたしましても、アメリカの上院がこれを承認しなければ大使になれませんね。なぜこういうプロセスが入っているか。いろいろ理由があるんでしょうけれども、そのうちの一つとして、アメリカの大使というのはアメリカ国民を代表する大使だ、したがって、国民の代表としてふさわしいかどうかというのは、国会で審議をして、いろいろな角度から適格性というものを審査して、そして、アメリカの国民として、これは代表として活躍をしてもらうのにふさわしくないと思えば国会がそれを否認する、それにふさわしいと思えばそれを承認するというプロセスがきちっと入っていますね。大統領が指名をしましても、アメリカの、これは上院ですけれども、上院で否決をされて大使になれなかったという例は幾つもあるわけです。
 それに対して、日本は、日本の国民の代表だというお墨つきを与える仕組みがありませんね。この点についてどう思いますか。

発言情報

speech_id: 116403968X01620060519_028

発言者: 愛知和男

speaker_id: 5235

日付: 2006-05-19

院: 衆議院

会議名: 外務委員会