谷口和史の発言 (外務委員会)
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○谷口(和)委員 今副大臣の方からお話がありました、要請がなければ行けないという点でありますけれども、その点についてちょっと次にお伺いをしたいというふうに思います。
先ほどお話ししましたパキスタン地震のときにも指摘された点でありますけれども、国際緊急援助隊として自衛隊を派遣することに若干やはり時間がかかるのではないかという感を持っております。
それで、昨年十月二十六日の衆議院の外務委員会で、当時の町村外務大臣はこういうふうにおっしゃられております。自衛隊が行くというとどうしても準備に時間がかかったり、手続をきちんきちんと踏まなきゃならないということで、ややもすると初動がおくれてしまうということもあります、こういうふうに答弁をされて、自衛隊の派遣に時間がかかるということをお認めになり、その分、NGOの活動を車の両輪ととらえて、NGOと力を合わせていきたいというふうに御答弁されております。
実際、自衛隊というのは実力組織でありますし、海外への派遣に関しましては特にやはり慎重を期していかなければならない。また、国際的に見ても、先ほど御答弁ありましたように、災害派遣については、受け入れ国からの要請を受けて実施するという要請主義というのが原則になっております。
ただ、地震災害の対応は、阪神・淡路大震災のときもそうでしたし、やはり発生から二日、四十八時間というのが大きな勝負であるというふうに思いますし、また、生き埋めになった被災者の方々を救助できるかどうかというのはやはりこの初動体制にかかっている、こういうふうに思います。そういう人命救助という大きな目的からしますと、震災の発生後に被災国から要請があり次第、あってすぐに出国、出発ができる、そういう体制がとれないのかなというふうに思っております。
そういう意味から、防衛庁における国際緊急援助隊の派遣体制の今の現状、そして、パキスタン地震のときのいろいろな教訓を受けた、その後の何か見直しがありましたら、その点についてもちょっとお伺いをしておきたいと思います。