杉山晋輔の発言 (国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会)

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○杉山政府参考人 外務省から、最近のイラク情勢について御報告いたします。
 イラクの情勢については、五月二十日の新政府発足後も、地域により脅威の度合いは異なるものの、依然予断を許さない状況が継続しております。他方、イラク政府は、六月十四日にバグダッド治安計画、それから六月二十五日に国民和解計画を発表するなど、事態改善のため、精力的な取り組みを行ってきております。
 このような状況のもと、麻生外務大臣は、八月三日にイラク・バグダッドを訪問し、マリキ首相、ジバリ外務大臣と会談を行いました。
 その際、麻生外務大臣からは、要点、次のとおりのメッセージをイラク側に伝達いたしました。
 陸上自衛隊撤収後も日本のイラク支援の立場に揺るぎはないとの強い決意を直接イラク指導部に伝達するためにバグダッドを訪問したこと。
 日本は、今後、航空自衛隊による輸送支援拡大に加え、最大三十五億ドルの円借款による経済活動の基盤整備を中心とした支援などを通じて、イラクの復興努力を積極的に支援していくこと。
 新政府発足、陸上自衛隊撤収を受けて新たな段階に入った今後の日・イラク関係は、政治対話の強化、経済関係の強化など一層幅広いものにしたいと考えており、そのための方策を今後さまざまなレベルで議論していきたいこと。
 さらに、七月二十七日のイラク・国連の共同声明により、イラク・コンパクト・プロセスが正式にスタートしたことを歓迎する。我が国は、イラク・コンパクトに積極的に関与し、しっかり支えていくと考えていること。
 このような諸点に対し、先方からは、要点、次のとおりの発言がありました。
 麻生大臣のバグダッド訪問を、イラク政府及び国民を挙げて歓迎する。自衛隊撤収後の新たな段階に入った日・イラク関係を一層発展させる上でも、非常にタイミングのよい訪問である。
 また、日本の自衛隊はすばらしい仕事をしたと思う。改めて謝意を表明するとともに、これを高く評価する。イラク復興における日本のこれまでの指導的な役割を高く評価する。イラク国民は決して日本の支援を忘れない。
 以上のようなやりとりを受けまして、今後、外務省といたしましては、ODAの円滑な実施に一層努めるとともに、防衛庁とも引き続き連携をとって人道復興支援を継続し、同時に、要人往来の活発化などによるイラクとの二国間関係強化に努めてまいる所存でございます。
 以上で報告を終わらせていただきます。

発言情報

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発言者: 杉山晋輔

speaker_id: 31638

日付: 2006-08-11

院: 衆議院

会議名: 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会