高橋満の発言 (青少年問題に関する特別委員会)
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○高橋政府参考人 お答え申し上げます。
御指摘のニート、フリーターを中心といたしました若者の就業をめぐる諸問題でございますが、政府といたしましても、この問題につきましては、若者自立・挑戦プランというものを策定いたしまして、関係省庁が連携をしてさまざまな支援に取り組んできておるところでございますが、幸い、最近におきましての若者の雇用の状況というものは、例えば高校生、大学生のこの春の卒業予定者の内定状況も、少しずつ改善傾向にございます。また、フリーター、ニートにつきましても、十七年あたりに少し減少なり横ばいなりということで、いろいろな対策の効果も少しずつあらわれてきているのかなと思っておるところでございます。
ただ、若年失業率というのはなお高い水準で推移しておるわけでございまして、こうした状況を受けまして、私どもといたしましては、一つは、フリーター対策といたしまして、常用雇用を希望いたしますフリーターという方も大変多くおられるわけでございまして、そうした方々に対しましては、私ども、昨年の五月から、フリーターの方々を年間二十万人常用雇用に移行させよう、こういう具体的な目標を掲げまして取り組んできておるわけでございます。
具体的には、一つには、今御指摘のございましたジョブカフェでありますとか、それからハローワークのそれぞれの窓口におきまして、御指摘のありましたようなさまざまな条件の中でフリーターにならざるを得ない方々に対しまして、情報提供でありますとか相談でありますとか、場合によっては職場体験をしていただくとか、究極的にはそうした常用雇用の就職、職業紹介をやっていくということでありますとか、それから、これはお試し雇用と申しておりますが、企業の方に対しましてまずは試行的に雇用していただく、そういう中で常用雇用に移行していただくためのトライアル雇用事業といったものでありますとか、それから、職業能力を身につけていただくためには、実習と座学とを組み合わせました、日本版デュアルシステムと称しておりますが、そうしたものを通じた教育訓練といったような、さまざまな取り組みをしてきておるところでございます。
来年度におきましては、これを二十万人から二十五万人という形で目標を引き上げまして、さらにさまざまな取り組みを強化していきたいと思っております。
それから、ニートの問題でございますが、これに対しましては、今年度、若者自立塾という事業を開始させていただいております。これは、家から離れまして合宿生活を送っていただく、この中で、生活訓練あるいは労働体験等を通じまして、働く自信と意欲というものを喚起あるいは向上させていくという取り組みを引き続き実施していきますとともに、新たに地域若者サポートステーションというものを設置いたしまして、親御さんも含めまして、若者の置かれた状況に応じました専門的なカウンセリングを中心とした相談でありますとか、それから、地域にいろいろ支援機関がございますので、こういう支援機関をネットワーク化していこう、こういうようなことを新たにやっていこうというふうに考えているところでございます。
これら施策を積極的に実施いたしまして、私ども、若者をめぐる雇用問題の解決に取り組んでいきたいというふうに考えているところでございます。