山本ともひろの発言 (文部科学委員会)
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○山本(と)委員 おはようございます。自由民主党の山本ともひろです。
きょうは、いわゆる認定こども園ということに関しまして、大臣を初め副大臣、政府参考人の方々に幾つか御意見をちょうだいいたしたいと思っております。
まず第一に、この認定こども園ということに対してさまざまな議論が今までもあったと思うんですが、認定こども園というのは、では、一体何なんだろうかと私なりの認識を述べさせていただきますので、それに対して大臣から、それはどうも違うんじゃないか、あるいはそういう認識で正しいですとか、そういうようなお答えをちょうだいいたしたいと思います。それとまた、私の疑問に対してもお答えいただきたいなと思っております。
この認定こども園でありますが、今まで言われていた、いわゆる幼保一元化という議論から始まっているんだと思います。聞くところによりますと、この幼保一元化の議論は実は大正末期からあると。私はその大正末期の議論というのはつぶさにはわからないんですが、今の議論からいきますと、これは私の認識ではありますが、幼稚園と保育所というものがある、それぞれ別の組織であり、また、目的も違ったり、受け入れる対象年齢も違う、保育をやったり幼児教育をやったりと。
ただ、一般的に解釈をする、あるいは、語弊があるかもしれませんが、誤解を招いているところは、小さいお子さんを預かって教育をする場だから基本的に一緒じゃないかというような認識をされている人もいる。
そういった中で、この幼保一元化というのは、保育あるいは幼児教育、そういったものを一貫して同じ場所で受け入れられるのであれば、子供たちの負担も軽減されるでしょうし、また、預ける親、保護者もそういった一貫したサービスがあれば便利だろうということで、そういう施設も必要じゃないかという議論から、こういった認定こども園なるものが出てきたんだと思っております。
今政府がお考えである認定こども園というものは、従来ある幼稚園と保育所のそれぞれいいところをあわせて、そして総合的に保育であり幼児教育を提供しようというような、従来ある幼稚園と保育所をグレードアップ、レベルアップ、パワーアップさせたような施設なんだろうと私は私なりに理解をしておるところであります。
この議論の中で、私も文部科学委員という立場としていろんな人とお話をするんですが、そこでやや大きな誤解といいますか、そういったものを少し感じるんです。それは何かといいますと、従来ある幼稚園と保育所が、認定こども園ができることによって、近い将来、あるいは遠い将来でも構わないんですが、保育所と幼稚園が全部なくなってしまって、日本じゅうが認定こども園になってしまうんじゃないかというような話も聞くんです。
私は、いや、それは違うでしょうと。もともと保育所と幼稚園というものがあって、それはその地域独自のニーズがあったり、あるいは目的が違ったり、そういった中ですべてが認定こども園になるというのは、私はあり得ないと思いますし、それは親のニーズにも合わないでしょうし、子供のためにもそれは合わないと思っているんです。ですから、いや、それは違うと思いますと私はいろんな人と議論をするときに話をしているんです。
以上、まず、私の認定こども園についての、保育所と幼稚園、いいところをとって、よりよいものをつくるんだという認識、それと、世の中の保育所、幼稚園がすべてなくなって認定こども園になってしまうんじゃないかという疑問に対して、大臣、御答弁よろしくお願いいたします。