小島敏男の発言 (文部科学委員会)

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○小島委員 馳副大臣の方から、力強い教職員の加配を含めた増加ということがありました。この特別支援の学校が有効に機能するように、ぜひお願いをしたいと思います。
 それでは、次に、学校法人の熊谷盲学校のことについてお伺いしたいと思うんです。
 熊谷盲学校は非常に歴史が古くて、設立されたのは昭和七年ということです。それで、十二年に校舎をつくって、今を迎えているわけでありますけれども、たまたま私が小学校に通っていた、すぐ裏にあったものですから、もう五十数年前になりますけれども、その盲学校は私もよく知っています。
 先日お伺いしたところ、周りが畑ばかりだったんですけれども、今は周囲が住宅でびっちりと埋まっちゃっていて、往時の面影というのはないんですけれども、そちらに伺ってみたところ、昭和十二年の建物、それをリフォームする。いわゆるリフォームというのは、屋根を囲ったり、または土壁を囲ってパネルを張ったりという形で、教室そのものだとか、また部屋そのもの、廊下そのものはそのままですよ。
 私は思ったんですけれども、学校法人の私立の盲学校というのは全国で二校しかないんですよ。熊谷と横浜しか、実はありません。それで、どういうことで私立が公立に対してやっているのかというのを聞いたんですけれども、公立の門が狭い、いわゆる公立に入れない人、その人たちが体が不自由で行く場所がないわけですよ。その人たちに寄宿舎だとかそういうものを与えながら、ともかくマンツーマンで指導しながら国家試験を合格させるということであって、熊谷じゃなくて、もうみんな近県からそこに来ているんですけれども、そういう私学の建学の精神を生かしながら、今日まで頑張っているわけであります。
 私もそこを見まして、ともかく、盲学校で何ですか、これ、階段ですか、段差があるんですか、そういう話をしたんですよ。普通だったら、やはりスロープをつけてバリアフリーにするというのは、今、町中の商店でも何でもそういうことをしようということになっているんですけれども、肝心かなめの、目が不自由であって、そして伝統と歴史あるそういう学校にいまだバリアフリーがなくて、しかも狭い廊下の中でやっているということに対して、これはちょっと、私も政治を長いことやっているけれども申しわけなかったなというような感じがするわけであります。
 そこで、では公立と私立の補助制度はどういうふうになっているのかということをお聞きしたんですけれども、公立の一人当たりのそういう障害を受けた人というのは年間一千万ぐらいあるらしいですね。ところが、私立の場合には、普通の私学だと寄附金だとかそういうものがどんどん出ますけれども、盲学校なんかだとないんですよね。生徒一人当たりに係る補助は二百万だそうです。公立の五分の一ということで、私が寄附金なんか集まりますかと言ったら、いや、なかなか寄附金集まらないんですというような話もされていたわけであります。
 そういう私立の盲学校は、厳しい環境の中で、経営改善をしよう、または障害のある子供たちのために努力をしようということでやっているんですけれども、公立の盲・聾・養護学校に比べて国や県からの予算が少ないと、今お話ししたように、聞いています。国の支援内容はどうなっているのか、また今後、全国に二校という、落ちこぼれを何とか救おう、そういう私学に対してどのようなお力添えをいただけるのか、この辺をお聞きしたいと思います。

発言情報

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発言者: 小島敏男

speaker_id: 20271

日付: 2006-06-14

院: 衆議院

会議名: 文部科学委員会